« 富士八景の湯 | トップページ | 伊勢廣 »

2010年8月15日 (日)

夜行富士

この夏3度目、1ヶ月内で3度目の富士登山を、初めて、夜行で行ってきました。11時50分に第2駐車場をスタート。同じようなヘッドランプを付けた人たちがぱらぱらといますが、思ったよりも少なく、キリマンジャロのキボ・ハットを出た時のような壮観にはなりませんでした。でも、一つ一つの白い光の中にそれぞれの思いが宿っている。
トレラン・シューズではない登山靴故、脚の筋肉の疲れも早く、ペースも前2回に比べると大変遅い。それに、仮眠を十分にとれなかったことからくる眠さが3時頃に訪れ、東の空に切れ切れに明るさが見えた時にはバテバテ状態に。山頂の靄の中に入ってしまったせいで初の御来光拝がお預けになったことが明確になり、そうなると心の張りもなくなってしまい、結局朝6時に山頂に到達しました。「あと少しですよ。」という声かけの嬉しかったこと。
靄を通り越して遙か高みにのぼってしまった太陽を「御来光」とし、6時30分に寒い山頂を発すると、8合目の近辺では既に太陽が顔を出し、暑い大砂走りを今回は走らず、8時40分、駐車場着。御胎内温泉で汗を流し、駅前の蕎麦屋で山菜そばを食べ、自宅に着いたのは15時過ぎ。便利になったものです。
眠さときつさと戦いながら登っている最中、65年前に終わった戦争で苦しい行軍をした人たちがどんな思いで歩いていたのか、とふと思ったら、想像もしようのない重さが頭の上の方からのしかかってきました。

|

« 富士八景の湯 | トップページ | 伊勢廣 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/70606/49168395

この記事へのトラックバック一覧です: 夜行富士:

« 富士八景の湯 | トップページ | 伊勢廣 »