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2011年10月16日 (日)

サロメ@新国立劇場

「伝統芸能愛好会」なるサークルの活動で、2年数ヶ月ぶりにオペラをみてきました。新国立劇場でオペラを観るのはこけら落とし公演のローエングリンをみて以来14年ぶりです。

ズンネガルトのサロメはジークリンデのような造形で、清純な少女が見た目には全く変わらないままに発狂しているよう。かえって不気味でした。声質は優しく、すらりとした美しい容貌と相俟ってますます不気味。踊りでは下の下着だけ残して脱いでくれました。これがあるからサロメの歌手選びは難しいと思います。ヘロデ王のマックアリスターは軽い声で、ミーメのようでした。ヨハナーンのヴェーグナーは立派な歌唱。ヘロディアスへの憎悪、サロメに対する嫌悪の表現は見事でした。そして、ヘロディアスが余りに貫禄があったので誰だろう、と思っていたら、ハンナ・シュヴァルツだった!。びっくりです。もう60台後半だと聞きましたが、まだまだ十分現役で大丈夫です。
エヴァーディングがミュンヘンで創ったという舞台は正統的なもので、安心して観ていることが出来ました。もう欧州では少なくなってきているようですが、長く残っていってもらいたい遺産です。
指揮のラルフ・ヴァイケルトは尾高氏の代役だったようですが、東フィルからちゃんとリヒャルト・シュトラウスの音を引き出してくれました。オーケストラもオペラに慣れるものなのか、こけら落とし公演のときのローエングリンの惨状は再現ならず、嬉しかったです。
【サロメ】エリカ・ズンネガルド
【ヘロデ】スコット・マックアリスター
【ヘロディアス】ハンナ・シュヴァルツ
【ヨハナーン】ジョン・ヴェーグナー
【ナラボート】望月哲也
【ヘロディアスの小姓】山下牧子
パブでビールを飲んで帰宅。明日は三浦海岸でキス釣りです。それにしても暑かった。本当に今年の天候はヘンです。



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コメント

迷亭先生、こんにちは。

フランス時代からブログを拝見していたのですが、東京でのブログは最近更新されていないのでしょうか。もし新しいブログに移られたのでしたら、ぜひ教えていただけたらうれしいです。

ピアノ

投稿: ピアノ | 2013年4月19日 (金) 17時31分

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