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août 2007

vendredi, 31 août 2007

8月の終わり

引っ越しと新学期準備の長い1週間が終わりました。8月終わりの金曜日の夜、華の都パリで、夕食も取らず、22時過ぎまで職場でメールを打っている。いや、TOKYOでは22時半は宵の口だったはず。まだまだ恵まれているのでしょう。帰り道、そろそろ薄手のコートが欲しくなってきました。また一つ、月が去っていきます。

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jeudi, 30 août 2007

心尽くしの秋

9月の諸々の行事に向けた準備の傍ら、別の会社のパートナーと夜20時からスージーのお店で夕食を取り、21時からは職場に場所を移しての打ち合わせ。23時半過ぎまでギロンを続けながら、文書をプロジェクターで映写してどんどん書き込み、修正を加えるという、昔、日本でよくやった作業を行いました。このやり方をすると、様々なアイディアが生まれたその先から一定の成果物ができてくれるのがよいところです。ただ、たたき台がたたくに足る十分な内容を備えていることが必要なのですが、今回はそれが今ひとつ十分ではなかったことを深く反省。
心尽くしの秋がすぐそこまでやってきました。朝夕はかなり冷え込みます。

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mercredi, 29 août 2007

引っ越しの終了

今日は引っ越し最終日。とはいえ、昨日、基本的に作業は終わっていたことから、久しぶりに背広姿で職場に向かいました。そして、これまたヴァカンス前以来の22時過ぎまでの詰まった仕事。ここ数日、あまり厄介なメールがなかったことがせめてもの救いです。新学期が刻々と近づいてきました。

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mardi, 28 août 2007

荷物の到来

そして、荷物が到来しました。机に本棚に段ボール34箱。大物の配置が済み、「公」の物品の整理が済んだところで「私」の物品をキャビネに詰めていきます。とりあえず秩序は無視して置いていき、段ボールが無くなった後に秩序を作る。そんなやり方をしたおかげで、21時前には帰宅できた、そんな引っ越しとなりました。前のオフィスよりも広い机が新調されていて、電話も液晶付きのものに変わりました。新しい事務所での作法を学習する必要はあっても、0やはり気持ちがいいものです。
引っ越しの後は近所への御挨拶が不可欠。日本社会の美風は堅持していくことが重要です。蕎麦が食べたくなってきました。

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lundi, 27 août 2007

運び出しの始まり

今日から荷物の運び出しが始まりました。引っ越し期間は3日。今日から水曜日まで丸3日かけて荷物が運び出され、新しいオフィスに運び込まれます。そこまでの量ではないような気もするし、最初に運び出していたフランス人たちの手際の良さを見ていたら1日で済むんじゃないかなぁ、と思ったりもしたのですが、やはり3日は必要なのかも知れません。10時半頃、荷物を積み出していた人たちがぱたりと仕事を止め、早くもQuick!のハンバーガーを買ってきたのです。曰く、「トラックが一杯になったから。」確かに。ものすごい集中力で荷物を運び込んでいた先のトラックは一杯になっており、そしてそこから出発しません。
そこにトラックが来ているということは、運転手は居るということなのでしょう。ただ、単なる邪推なのですが、出発する時間にはなっていない、ということなのかも知れません。荷物が積み込まれたらすぐ出発する、などということをしてしまっては、3日という期間を満たすことができない。仮に3日のところを2日で済ませてしまったりすると、彼らにとっては契約不履行ということになるのでしょう。
そして、17時を前にして、運び込まれる先の扉を保護する段ボールも撤去されました。契約が17時まで、となっているからのようです。人間的な、まことに人間的な、そしてあまりに人間的な労働の在り方を垣間見ました。
結局今日は自分の荷物は運ばれてきませんでした。同僚の荷物を解き、棚に並べる作業を手伝ったところで終了。新しいオフィスの鍵を受け取り、大部屋で仕事をする嬉しさを少しだけ感じながら、ヴァカンス明けのCercle du 17emeで食事をして帰ってきました。
明日が本番となりそうです。

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dimanche, 26 août 2007

OVとしばしのお別れ

Dsc_76025時20分に降りていったところ、既にBさんときんさんが待っていてくださいました。真っ暗な中、ヘッドランプを頼りに南側から入湖。消波堤に上ります。工業地帯になっているのか、湖の反対側の灯りが不知火のように浮かんでいます。6時のOVはまだ真っ暗。8月も終わりになるとこういうことになるのでしょうか。風も冷たく、秋が深まりつつあることを感じます。

Bさんから釣り方を教わり、真っ暗な水面に投げ込むも当たりはなし。と、Bさんがヒット、しかしライン・ブレイク。6時半を過ぎて明けてきた湖面は、やはり波立っている。ううむ。「海峡」を渡って向こう側で試すもやはり当たりはなし。そして7時頃、太陽が顔を見せ始めました。
Dsc_7613落ちるのも早ければ上がっていくのも早い秋の太陽は、やがて湖面をすっかり照らしてくれるようになりました。そして、魚の気配が全くしない。Bさんにもその後、当たりがない様子。岸辺を歩いてくるきんさんが見える。さてさて。。。

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8時過ぎに釣りを終了。結局、この朝は入るポイントが違ったということだったのかも知れません。ただ、昨日とは違うポイント、海峡の渡り方、それに実績があるポイントまで教えて頂きました。Bさんに感謝です。

ホテルに戻ってきたところ、既に他の皆さんは戻ってきて、ビュッフェの朝食を取り終えつつあるところでした。聞くと、皆さん北西に入りそれぞれの釣果を上げられたとのこと。昨日のイヴニングでライズを繰り返していた奴らがそのまま居着いていたということなのかも知れません。こういう情報も本当に大切です。

10時半過ぎにチェックアウト。集合写真は初めてのグループ釣行の大切な宝物になりました。皆様、有り難うございました。

ブリュッセルに戻り、Bさん、きんさんにブリュッセルの観光ポイントを御案内いただきました。11年ぶりのブリュッセル、グラン・プラスの建物が白くなっていたことと看板に二つの言葉が併記されていたことが印象的でした。
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Thalysは少し遅れて15時に出発。パリ到着は16時15分。我が家には17時前には到着していました。洗濯をして早めの夕食を取って21時に就寝。瞬く間に泥沼に引きずり込まれました。
Bさん、皆様、本当に有り難うございました。次回は9月半ばに。ケンフラさんも如何ですか。バンブーでOVというのはいまだかつて例がないようですよ。

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samedi, 25 août 2007

OVの正夢

甲高いマーキスの逆転音、寄せてきた時のガツン・ガツンというヘッドシェイク、そして全く欠けたところのないパーフェクトなヒレをもった50センチ・オーヴァーのレインボウ。話に聞き、ブログで見つつも未だ目に見ぬ境だったOVで、夢のような体験をすることができました。全ては、自分にOVを教えてくださったBさんのおかげです。本当に有り難うございます。

微熱を感じながらパリ北駅を出発したのが11時55分ちょうそ。Thalys車内で昼食を取り、ブリュッセル・ミディ駅でBさん、きんさんのお迎えをいただいたのが13時15分過ぎ。Bさんの車にのせて頂き、オランダの平坦な土地に驚きながら到着したOV。「山中湖」サイズ、ときんさんから聞いていたとおり、広大ながらも見渡せる湖には、パソコンのディスプレイで見慣れた消波堤があり、ウィンドサーフィンの帆が見え、岸辺は8月末の日差しの中で日焼けを楽しむ家族連れで賑わっていました。
ポイントを一巡り御案内いただき、17時過ぎに到着した「北西ダイブ」で、早めの夕食のかわりに釣りを始めることとなりました。時刻は17時過ぎです。
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今日が初舞台となるトーマス&トーマスのHS966を繋ぎ、同じく初舞台のハーディー・シルヴァーマーキスをリール・シートに固定し、未だかつて使ったことのない3Xのテーパー・リーダー及び3Xのティペットをつないだ後、Bさんに教えて頂き用意してきた「モー浜」を結んでいざ出陣。「沈」ポイントに注意しながら、消波堤に上がると、とうとうやってきたなぁ、という実感が込み上げてきます。
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風に苦しめられながら少し波立つ湖面にキャスト。管理釣り場でない湖で釣りをするのは、全くのフライ初心者だった9年前は11月の河口湖以来、数少ない既製品のマドラー・ミノーを全て後ろの草に取られ、意気消沈して帰った時以来のことです。キャスティングもぎこちなく、かつ風がある中では全く駄目。向かい風が吹いてくると消波堤の反対側を向いて風に乗せて投げる方を選んでしまう。消波堤の先を見やると、向かい風をものともせず投げるBさんの姿が。修行は始まったばかり。慌てることはない、と思いつつも、やはりこれだけ投げることができない自分にいらいらします。

そんな時でした。「モー浜」に反応がないため、黒のビーズヘッド・ウーリーバガーを沈めて消波堤から3メートルほどのところまで引いてきて、砂地と石の境目で一旦沈め、改めて引いた時。巨大な物体がフライがある近辺でウネッと動くのが見えたのです。何を思ったのか、フライをピックアップしてしまいました。背中のオリーヴ色に黒い斑文が。「悪魔だ。」怖い。。。

あんなレインボーが居るんだ。しばし呆然としながら、魚が去っていった方角に向けてキャスト。しかし、当たりはありません。「モー浜」のボディをマイラー・チューブとして軽くウェイトを巻いたフライを結び、キャストを続けます。消波堤が曲がっているところの先が良いのではないか、などとトライを続けるのですが、当たりはない。
Dsc_7561向こうでロッドを振るBさんも釣れていない様子。「気持ちが折れ」かけ、フライを投げ込んだままロッドとリールを消波堤に置いて写真を撮り、少し大きめの石に腰掛けて煙管に煙草葉をつめていたまさにそのときでした。このロッドが「ガタガタッ」と鳴り、弛んでいた黄色いラインがロッドの先からすぅぅと伸びていったのです。竿おろしの日にまだ魂が入っていないトーマスを水上に突き出した避雷針にする訳にはいかない。あとで見たら銀色の煙管が放り出されていました。
ロッドを掲げる。ぐっと重い手応えが伝わってくる。「魚だ。大きいぞ。」
とっさに頭に浮かんだのが「大きな魚とはリールでファイトするべし。」というフライの教則本にあった教えでした。そして、フリーガンでもそうした通り、手元のラインの弛みを取るべくリールを巻き始めてしまいました。「OVで今なすべきことは何か。」ということは、教則本には書かれておらず、フリーガンでの経験はベストの背中に付けた下梶原川以来愛用してきたランディング・ネットと同様、役に立たない。後にBさんが「まだラインが弛んでいるのにリールを巻いていた。」と指摘された通り、ここOVでは矛盾に満ちた行動を取っていたのです。
手元のラインの弛みが無くなった時、竿先から伸びていたラインはすっかり弛緩していました。全く重みがなくなった糸を巻きながら、こう考えました。「何をやってるんだ、バカ。」
「1時間に1チャンス」の言葉通り、釣り始めてから1時間少々で訪れた僥倖をみすみすふいにしてしまった自分をのろいつつも、じわじわと高まってくる興奮を覚えながら、消波堤の先に向けて歩きながらフライを投げていた時でした。逆風をついて大声が聞こえてきた。Bさんの竿が大きく弧を描いている。投げ込んでいたフライを回収し、シャッターを切ります。「すごい。」

魚が寄ってきた頃に駆けつけると、そこには55センチのレインボーが。まじまじと眺めてしまいました。なんて美しいんだろう。。。
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Bさんにポイントを譲っていただき、消波堤と消波堤の間の流れを狙います。やがて別の場所に入っていたきんさんも合流し、3人で暮れてきたOVに糸を垂らします。

まん丸な夕陽が風力発電の3本羽根の向こうに落ちてきた頃、背びれが見え始めました。「ゴボッ」という音が聞こえると、重たい波紋が広がっていく。ううむ、凄い。風が少し弱くなったためもあって、ダブる・フォールのキャスティングにも少し慣れてきて、消波堤の近くで起きたライズの近くまで投げ込んで数秒後、ラインにぐぐっと重みを感じました。竿を上げる。見事にヒット。よし、左手でのやりとりだ。
勢い込んでさらに竿を高く上げようとした瞬間、ふっと竿が軽くなってしまいました。バラし、、、です。なんということ。。。十分にフッキングしていなかったのか。。。消波堤の上にへにゃへにゃと崩れ落ちるように膝を付きました。そして、さらに興奮が高まる。
フックがまだ付いていることを確認し、改めて同じ場所にキャスト。と、5分も経たないうちにまたヒット。「今度こそきっと。」ぐいぐいと引き込まれるラインにロッドが大きな弧を描いている。手元のラインは魚に持って行ってもらおう、そこでリールでのやりとりだ。ラインが手元からなくなり、リールが「ジジッ」と鳴った。そして、竿が一気に軽くなったのです。あれっ。
見ると、リールシートにラインが巻き付いている。思うに、まず左手でのやりとりを、ということで魚の引きに合わせてラインをリリースしていった時、ある瞬間にラインが止まってしまった。まだ手元にラインが残っている感じがある。どうしたんだろう、と、魚の引きに合わせてラインを引っ張り出していたのでしょうか。逆転音は自作自演だった様子。糸を手繰って見るとラビット・ファーを小魚のように巻いた8番のフライはティペットの先から消えていました。

Bさん曰く、「迷亭先生は我々がOVで経験してきた悔しいことを全て経験している。」
リールでのやりとりを急いでしまうこと、十分な向こう合わせにしなかった合わせ、ライン・ブレイク。。。
「1時間1チャンスとすると、これが最後のチャンスだったかも知れませんよ。」と正当にも指摘されてしまうと、湖面に広がる夕方の空気がさらに重苦しくなってきます。

20時過ぎ、先ほどまでのライズが一旦止みました。と、Bさんにヒット。59センチの大物です。さすが。確実にチャンスをモノにしている先輩を見て、もうワンチャンスを下さい、と祈るような気分でした。

Dsc_7594ぼんやりとした月が上がってきた21時前、再びライズが始まりました。あちらこちらでモワッ、モワッと波紋が広がっている。時々、ピチャリ、とやるのは鰯のライズだそう。そちらに気持ちを取られぬよう、モワッの方を狙っていると、Bさんが、「そっちに行きましたよ。」と声を掛けてくれる。すると、目の前5メートル程度のところでもじりが。その波紋の真ん中にモー浜を落として一呼吸置いたところ、再びモワッとしました。来たな。ラインを引く。ぐぐっと重みが。ラインを少し強めに引っ張る。バシャッ。よし乗った。

Dsc02840まずは左手でのやりとりを、と思う間もなく、手元のラインは引っ張り出されていき、自然にリールでのやりとりに入った時、ちょっと色気が。「噂の逆転音を聞いてみたいなぁ。」少しラインのテンションを弱めたところ、一気に魚が走り出しました。そして、今まで聞いたことがない、高らかなリールの逆転音が。ラインが突き刺さっている場所からは随分離れたところで水面が割れ、高らかにジャンプ。そして再び走る走る。見るとバッキングまで引き出されている。あらあら。こんな勢いで引き出されたらガイドが傷むんじゃないかなぁ。「走らせた方がいい。」と、ランディング・ネットを持って駆けつけてくださったBさんのアドヴァイスを受けて、余計な思いは封じ込めていたらまた走る。巻いては走られ、巻いては走られ、ジャンプを繰り返されるうちに、「これで外れたらどうしよう。」などと、また余計なことを考えてしまいました。「そうなったら笑うしかないな。」体は緊張でガチガチです。近づいてきたと思ったら、ゴツン、ゴツンと経験したことのない衝撃。「ヘッドシェイクですよ。」これが、昨年HOTEL DE FRANCEで聞いたヘッド・シェイクか。それにしても、なんて強い魚だろう。

自分では10分くらいやりとりをやっていたような気もしましたが、実際のところは3分程度でしょうか。幸いなことに、やがて魚は寄ってきてくれました。すっかり疲れてしまった左腕を折り曲げていたのですが、ランディングの時くらい高く上げようか、と腕を上げたところ、「あまり高くロッドを掲げると抜けますよ。」とのアドヴァイス。ロッドを下げ、Bさんが差し出してくれたネットに向けて魚を誘導。そして、すくい上げてもらった魚は、53.5センチ、多摩川のコイを除けば自分がこれまで釣ってきた魚の中で最も大きい、OVのレインボーです。鋭角にとがったヒレの美しさには溜息が出てきます。

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のそのそっと帰って行く魚を眺めつつ、余韻を十分に噛み締めました。そして、きんさんと場所のチェンジ。その直後、きんさんにもヒット。3人ともに1匹ずつを釣ることができたことで、21時20分、まだまだライズが続くOVを気持ちよく引き上げることとなりました。

中華料理を楽しんだ後、祭りで賑わう街を後にホテルに戻ったところで、kskさん、NEDさん、O嶋さん、Mさんと合流。総勢7名の情報交換会は23時から25時まで、ホテルのバーの閉店まで続きました。グループでの釣行が初めてならば、こんなに大勢の同好の士と話すのも初めての自分が、少し気後れしているのを感じたりもしましたが、お話を伺っているだけでも大変な情報が入ってくる。刺激が多い。いいものだなぁ、としみじみ思いながら、正夢となったOVの悦びを噛み締めつつ寝床につきました。明日は5時半にロビー集合です。

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vendredi, 24 août 2007

職場の引っ越し最終日

Dscn2764朝9時からの朝食会で始まった今日は職場の引っ越しに向けた荷物詰め最終日でした。荷物を最終的に段ボールに詰め込み、全部で34個になった段ボールに数字を振り、不要書類をシュレッダーにかけ、パソコン回りの配線を全て外して終了。パソコンをシャットダウンする時、ここに職場があった20年あまりの月日のことを思いました。同僚四人で行った中村での昼食、同僚と二人で行った松ちゃんでのお疲れ様夕食。来週は箱に詰めた荷物を新しい事務所で開くことになります。今日は感慨深くとも、来週からはまた忙しい日々が。そして、明日はついにOVです。

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mercredi, 22 août 2007

バファリン

今年の空は一体どうなってしまったのか。今日は再びまる一日、雨が降り続きました。スコールのように降ったりもして、かつその時間も長い。歩道と車道の間の溝も洪水のような状態です。ちょっと変なパリの天気です。どうなってしまったんだろう。
体調がなかなか戻らず、かつ頭痛までし始めたので、風邪薬にくわえて久しぶりにバファリンを飲んでみました。そうしたところが、体の中から悪い成分が抜けてしまったかのように、すっきりと気持ちよくなりました。早々に休んで、この気持ちよさを本物にしてしまいたいです。

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mardi, 21 août 2007

新学期のコスト

昨年もこの時期から新学期の保護者負担の話題が盛り上がり始めましたが、今年もその季節がやってきました。昨年は中学入学(学齢段階では日本の小学校6年生)の段階で平均202.70ユーロだったところ、今年は2%上昇して206.68ユーロになっているらしいです。日本と比べたらどうなのでしょうね。
フィガロ紙は、地方では文具類の値段が安いので、ヴァカンス先で文具類を購入すれば安上がり、と言っていました。文具類では、マンガやハリー・ポッターのキャラクター・グッズが人気だそうで、どこの国でも状況は同じようなものかも知れません。
今日の発見は、イル=ド=フランス地域圏では子どもの教科書を無償で配布している、ということでした。教科書は学校から貸与されるだけなのか、と思っていたのですが、そういう例外もあったとは。まだまだ勉強が足りません。
どうも体調が優れません。今週末のOVに向け、完治を目指したいところです。

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lundi, 20 août 2007

衣替え

今日は朝から大変寒く、早くも秋冬背広の出番となりました。気温の方も最高が17度だったとのこと。本当に8月なのか、と疑いたくなってしまいます。この寒さを日本と分かち合えば、ちょうどよくなりそうなのですが。。。
日常業務が本格化する中での引っ越し作業は、なかなか大変です。

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dimanche, 19 août 2007

秋雨

今日は朝から雨でした。同僚の御自宅で昼過ぎから開催された送別ホームパーティーに出席。時折土砂降りになったりする時もあって、なかなか天気はからっとしません。早くも秋雨の季節に入ったのかも知れず、体調管理には要注意です。

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samedi, 18 août 2007

ヴァカンス・シーズンの終わりの始まり

今日のラジオによると、ヴァカンスから帰ってくる車で高速道路は「赤」とのこと。市内はまだ大丈夫だろう、とAu Vieux Campeurに携帯ストーヴ燃料用のガソリンを買いに出かけたのですが、ラグビーワールドカップの幟が両側に立てられたサン=ジェルマン大通りも結構な渋滞となっていました。日本食材屋の近辺も結構な車の量となりつつあります。アパートの玄関ホールにもヴァカンス帰りの家族の荷物が溜まっていました。ヴァカンス・シーズンの終わりが始まった様子です。

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jeudi, 16 août 2007

新聞の夏枯れ対策

フランスでもニュース・ネタに「夏枯れ」があるのでしょうか、新聞もページ数すら減っているような印象を受けます。
そんな中、右派のフィガロ紙では、サルコジ政権の16人の閣僚全員を順々に1日1人ずつ、半ページを使って取り上げる特集が組まれていて、各閣僚のこれまでの歩みや今後の課題をインタビュー・写真も交えて掲載しています。なかなかに読ませてくれる夏枯れ対策です。

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mercredi, 15 août 2007

聖母マリア昇天の日とOV釣行の予約

終戦記念日の今日は聖母マリア様が昇天された日であり、街中が眠り込んだようになります。ぐずついた天気と二日酔いの頭、よし引きこもろう。家から一歩も出ないでのんびり静養しました。
OV釣行につき、Bさんから諸情報をいただきながらタリスの予約やらホテルの予約やらを行い、「モー浜」のタイイングに励みました。ついにフランスを出て釣りをすることになりそうです。早くも来週末が楽しみです。

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mardi, 14 août 2007

送別のホームパーティー(第一弾)

今日は同僚のセルフ・プロデュース・送別ホームパーティー第一弾でした。
送られる側が自宅でパーティーをやるというのは、イギリスに行ってしまった知り合いと同様、フランスの一つの流儀なのかも知れません。
そろそろ仕事の方も全力疾走が始まりました。が、明日は聖母昇天祭の祝日でお休みです。天気の方はぐずついており、とりあえず自宅でゆっくりのんびり過ごす休日となりそうです。

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lundi, 13 août 2007

お盆休み

経済活動がすっかり停滞したパリで、今日は一日充電と休息の日。来シーズンのオペラをBGMにブログを整理し、心と体を十分に休めることができました。

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dimanche, 12 août 2007

我が身ひとつのフリーガン

B&Bホテルで眠れぬ夜を過ごし、部屋中に響き渡った8時のモーニング・コールに文字通り飛び起き、そそくさと準備を整えて8時30分にはホテルを出ました。チェックアウトの手続きも何もいらない、誠に効率的で風情も何もないこのホテル、結構好きになりました。
さて、フリーガンには8時50分には到着。朝の気温は17度。空はどんよりと曇ってはいるものの、日が差してくる気配はあります。路肩に車を止めて準備しながら待つこと10分程度。ボーさんが到着しました。
小屋の中でしばしのおしゃべり。話題は自然とこの夏に対するぼやきとなります。「夏という季節が来なかったですね。」「何日か、しかなかったです。自分はシャラントンヌという川にもコースを持っていますが、今年は一度もオープンしませんでした。水が栗色に濁ってしまっていて駄目です。」「前回来た時にモンカゲロウがまだ出ていましたが。」「先週来た人もイブニングをモンカゲロウで釣ったそうです。夏が来ないせいでしょう。」「実はこの週末はルー川とドゥー川に行こうと思っていたのですが、雨のせいでキャンセルしました。」「今年はフランス東部の川は駄目でしょう。」「今後のフリーガンの空き具合はどうでしょう。」「今はヴァカンスなので一週間に5~6人程度しか人が入りません。ただ、ヴァカンスが終わった来週あたりから再び予約の依頼が始まるだろうと思います。通常、フランスの川は9月第3週でシーズン終了となるのですが、ここは10月第1週の週末までやっています。グレイリングの釣りには10月から11月が一番適しているのですが、その意味ではその時期を少しだけ楽しんで貰えます。」「今シーズンの最後はここで終えたいです。」ボーさんもニヤリと笑ってくれました。
そんな話をしている間、小雨が降り始めたりして、二人で顔を見合わせて肩を落とします。が、今日は天気予報では「やや晴れ(plutôt ensoleillé)」だったはず。慌てない慌てない。

ボーさんが去り、我が身ひとつのフリーガンでの一日が始まりました。コーヒーを沸かして一服。雨もやがてあがり、川に出ます。見慣れた流れも靄の中では幻想的です。
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前回来た7月よりも水が澄んでいて見通しがよい。早速ゴーチエ釣法です。そして、さすがフリーガン、朝から各所でライズがあります。魚の気配を感じることができるのはよいことです。1週間で5~6人しか人が入ってない、とのことならば少しは魚の方も甘くなってるのではないか、水温は14度、ちょうどいいかも知れない、などと思いながら、魚を探し、貸し切り状態が歩みを早めることのないよう、ゆっくり前進するのですが、思いの外魚が見つからない。ちらほらと大型のカゲロウが飛んでいるのが見える。11時過ぎ、雲が切れ日が差し込み始めました。と、さらにライズが多くなってきました。が、カゲロウは全く流れていない。もしかすると、と、ユスリカ・パターンの26番を結んで、ライズリングの上流から流し込んだところ、1投目で出てくれたのですが、合わせも空しく外れてしまいました。ううむ。腕だなぁ、と、改めて粘り続けたのですが、何度かフライへのアタックはあったものの掛けられず。Dsc_7465おまけに長いのが川を横切っていくのを目撃してしまったりして。。。狐につままれたような思いでライズを諦めて川の中を遡っていくと、ライズの正体が体長7~8センチ程度のお子様グレイリングたちだったことが目視できました。彼らが川の中を嬉々として泳ぎ回っていて、時折水面の何かを盛んに食べています。ああ、こんなのに1時間近く引っかかってしまったとは我ながら不覚。。。
12時を回り釣果無し。ボウズな時間が昨日から積み重なっていくのを感じながら、とりあえずは一匹を釣ろうと最上流域の先日良い思いをしたボサの中を覗いてみるのですが、まだ彼らがいつく時間ではないのでしょうか、一匹も見つかりませんでした。ならば、と橋桁へ。ここにはいつでも魚が居てくれるので安心です。今日も4~5匹、やる気のあるグレイリングが見えました。
そして、今日の一匹目は12時30分、20番の茶色のヘアーズ・イヤーをくわえてくれたグレイリング。口を使った後、一度吐きだしたように見えたのですが、無事くわえていてくれました。
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ただ、ここの魚たち、狙われ続けているせいか学習能力も極めて高く、すぐに手持ちのフライには反応しなくなってしまいます。重りを付けたりしてちょっとこれまでと違う動きを付けてやると見に来るのですが、口を使うまでは至らず。その後も粘り続けたのですが、やがて流れてくるもの全てを無視してくれるようになりました。Dsc_7474
と、今日2匹目の長いのが左岸から出てきて水面をくねくねしながら、あろうことか自分の立っている橋桁の方に泳いでくる。竿で水を払ったりしたら諦めて右岸の岸辺の草むらに入り込んでいきました。この辺が潮時だろう。橋桁を降りて川の中から見ると、太陽の光を受けててらてらと気味悪い鱗を輝かせている。何故か急に腹が立って、川底の石を持ち上げ、狙い澄ませて投げつけてしまいました。命中せず、奴は長い体をうねうねと、さらに上流部の茂みの中に入り込んでいきました。蛇という奴は苦手で嫌いです。
さて、気分を入れ替えて今度はドライで。20番のエルクヘア・カディスを結んでトレースしたところ、数頭目でパシャリ。綺麗なライズで釣れたのが25センチのグレイリングです。こちらが14時08分。
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そして、そのまま20番のカディスを魚の溜まりボサの方、まっすぐ下流に流していくと、ボサの直前でまたポコッlとライズ。合わせをくれると、これが思いの外重たい。う、大きいぞ。余った糸をリールに巻き取りリールでのやりとりとしたのですが、ラインが引き出されたりもする。グレイリングらしからぬファイトです。慎重に魚を自分より上流に行くように泳がせ、顔を出させて抵抗がなくなったところで下流側からすくい上げます。34センチのグレイリングでした。橋の上からは、車を止めて眺めているギャラリーもいたりして、ちょっと照れくさいような嬉しさも覚えました。これが14時20分の出来事。
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そして、14時半、突然に土砂降りとなりました。13時過ぎから雷鳴が聞こえていたりもしたのですが、何の前降りもなくこうやって降ってくるのには驚き。そそくさと小屋まで戻り、キムチ・ピラフの昼食にコーヒーを沸かして一息。それにしても、この気まぐれな天気にはあきれます。
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15時20分、雨が止んでからりと晴れた空の下、川に戻って釣り再開。最上流部を目指していくと、春先にはピヨピヨいっていた子ども達が大きくなったのか、鴨の一家が群れて身繕いをしています。伸び上がるように水面で羽根を広げる鴨もいる。こんなに騒がしいと最上流部ではちょっと無理かなぁ。。。
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そして、さらに最上流部の阻害要因が。6月に来ていたらしい連中がBBQを始めようとしている。「マッキントッシュ」と叫ぶ声と、そのトルコかアラブ系の顔立ちに覚えがありました。前回は何かしら釣りをする自分に叫び掛けてきたり、置いた竿に石を投げられたりもしていた。こんな奴らのそばで釣りをしたら、また不愉快な思いをするに決まっている。下流の方を探ることとしました。

岸に上がって川の中に目を凝らしながら下っていくと、いるいる。体側の斑点がくっきり見えるブラウンや大きなヒレをゆらゆらさせたグレイリング。ゴーチエ釣法をやっていた時には見えなかった魚たちがそこかしこにいるのに気付き、自分のゴーチエ釣法の未熟振りを悟らされるとともに、見える魚は釣らなければ、と18番のヘアーズ・イヤー(茶色)を投げ込むと、3投目、魚がフライを見に来て口を使った。合わせをくれると見事にヒット。我ながら自画自賛したくなるようなサイト・フィッシングで釣り上げた33センチのグレイリングです。時刻は16時35分。
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Dsc_750617時、猛烈な夕立がやってきました。BBQ組に天罰が下ったのでしょう。柳の下で雨宿りをしながら川の中を覗き込むと、いるわいるわ。50センチを超える巨大なグレイリングが少なくとも6匹群れています。竿が振れない中、ボー&アローキャストでニンフやウェットを送り込むのですが、連中はだてに50センチ超えまでの月日を生きていません。おそらく憂きこと悲しいことを乗り越えてここまで成長したのでしょう。チラと横目で見ることはあっても、決して口を使うなどという愚かな真似はしてくれませんでした。唯一、26番のフェザント・テイルを流した時が最もフライに近づいてきた時だったのですが、食ってはくれません。20分粘ったのですが、駄目でした。奴らの方が一枚も二枚も上手です。断念。

Dsc_7523雨が止みました。再びゴーチエで遡るも、今度は白鳥が4匹、上流に居て、自分とは微妙な距離を取りながら川を上っていきます。これじゃあ難しいな。BBQ組が相変わらずいるのに天罰の不足を思いながら、とって返し、少し下流部を探ってみようか、と、鉄の回し扉を越えたところで茨に道をふさがれました。それを乗り越えて進もうとしたのですが、高く茂った雑草と鴨の大群に気勢をそがれ、再び上流部に戻ることに。時刻は19時を過ぎました。
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Dsc_7542モンカゲロウがパラパラとハッチし始めました。今日もイヴニングが楽しめそうだ。まだライズを誘発するほどの量ではなく、従って小型ドライフライを遠投して岸辺の木の脇、さっき岸から見た時に魚がいたあたりを丹念に流すのですが、結局出ないまま、例のボサに到着。覗き込むと、集合時間にあたったのでしょうか。今度は4~5匹が溜まっているのが見えました。そうっと定番の18番、ヘアーズ・イヤー(茶色)を流したところ、一番大きい奴が少し横に動いて口を使った。合わせをくれたところ見事にフッキング。こりゃ大きいぞ。ファイトも激しく、自分が経験したグレイリングのファイトでは初めて、ジャンプもしてくれました。慎重に取り込んだのがネットに入りきらなかったこのグレイリング。42センチ。サイズの記録には1センチ足りなかったものの、フリーガンで5匹目というのは自分にとっては新記録。時刻は20時20分。
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西日が差してくると水の中の魚が光を受けて輝くのでサイトフィッシングがやりやすい。少し上流側、最上流に張り出した枝の下に定位したグレイリングを発見。同じフライで一発で掛けるのに成功したのですが、外れてしまいました。そして、再びボサに戻る途中、倒木の丸太のようなグレイリングが、ボサとボサの間にぼんやり定位しているのに気付きました。その距離わずかに2メートル。60センチはありそうだ。手が震えました。フライを送り込もうとしたところ、ボサに取られてしまった。。。それを外しに行った間に、丸太はなくなってました。コースレコード間違いなしの大物だっただけに、本当に残念です。あんなのが本当にいるんだ。またの邂逅を期待したいです。

そして、最上流部、BBQ組がいなくなったところで気持ちよくCDCダンの20番(ライト・ケイヒル)を流したところ、小さくパシャリ。手応えを感じながら、体を時計回りに180度回転させてラインの張りを保ち、釣り上げたのが26センチのグレイリング。時刻は21時25分です。
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暗くなってきました。最上流部とお別れし、例の巨大魚が潜む柳のところから川に入っていき、いつものイヴニングのポイントへ。モンカゲロウが少ないながらもパラパラと飛んでいます。有終の美が飾れるだろうか。はやる心で14番のモンカゲロウ・パターンを結び、しばらく川面を眺めていました。と、ポコッと聞き慣れた音がして、水面の白い影が消え、波紋が広がっていきました。前回と全く同じ場所です。いるぞ。ライズの間隔は長く、その数も6月に比べれば遙かに少なくなってはいるものの、確実に魚はいます。ドライシェイクをウィングにまぶし、ベンドの部分が水に沈むように水で洗い、投げ続けること10投あまり。上流からモンカゲロウが流れてくるのを見て、そのすぐ後ろを流した時、「ポコッ」。前回と全く同じ要領で合わせたところ、ずっしりと重い魚の手応え。しかも、今回は前回と違ってなかなか寄ってこない。リールからわずかながらも糸が引き出されます。とにかく魚を慌てさせないよう、鈍く鈍く寄せてきて、ランディングネットで頭から掬い取りました。前回を2センチ上回る45センチのグレイリングは丸々と肥えていました。時刻は21時50分です。
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さて、もういいだろう。ボーさんに喜びのメッセージを残し、22時10分、扉を閉めて帰途につきました。質量ともに新記録を達成した我が身一つのフリーガン、月は見えず、昨日覚えたのと同じ寂しさは感じながらも、悲しさはありません。釣れすぎで罰が当たるんじゃないか、そんな心配さえしながら、安全運転でパリまで帰ってきました。
天候も気分も、雨と晴れとが交錯したノルマンディーの週末が終わりました。明日はゆっくり休息です。

【備忘録】
○天候:晴れ時々曇り、時間によってにわか雨
○水温14度
○釣果:7匹(グレイリング×7)
○概要
 ・12時30分 グレイリング(24センチ) ヘアーズ・イヤー(茶色)20番
 ・14時08分 グレイリング(25センチ) エルクヘア・カディス 20番
 ・14時20分 グレイリング(34センチ) エルクヘア・カディス 20番
 ・16時35分 グレイリング(33センチ) ヘアーズ・イヤー(茶色)18番
 ・20時20分 グレイリング(42センチ) ヘアーズ・イヤー(茶色)18番
 ・21時25分 グレイリング(26センチ) CDCダン(ライト・ケイヒル)20番
 ・21時50分 グレイリング(45センチ) モンカゲロウ・パターン 14番

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samedi, 11 août 2007

アンデルの秋風

昼頃までゆっくりと寝た後、17時からのイヴニング・ライズ釣りでアンデルに向かいました。
13時に出発。駐車場はガラガラで、通りもガラガラ。道沿いの縦列駐車スペースも空きが目立ちます。今日からの1週間がヴァカンスのピークなのでしょう。日本のお盆と同じ時期だというのが少し面白いです。
今日はA13を使ういつものルートではなく、A15→N14という新規ルートの開拓を。ViaMichelinでも最も早いとのことらしい。A15を走るうちにIKEAを発見。空港IKEAよりも近そうです。今度はこちらを試してみようかしらん。
うらうらと晴れてきた空の下、14時20分に釣り券が預けられているというシャルルヴァルのスポーツ用品店に到着。こんなに早く着くのなら、またもしここに来ることがあったとしたらこちらを使うのがよい。高速料金も不要だし。
チケットを引き取り、隣のパン屋さんで昼食となるキッシュ、ピザ、エクレアを購入し、釣り場へ。誰もいない小屋のとなりに車を止めて、食事を取り始めた頃にケンフラさんも到着。聞けば同じくN14を通ってきたとのことで、渋滞が期待はずれに終わったことを喜び合いました。
釣り開始までの2時間を、フライ・タイイングに費やしました。20番のCDCダンと14番のモンカゲロウ・パターンを10本ほど巻いたところで釣り支度を開始。前回、ライズの嵐が吹いたポイントに向かいます。
一本橋のところで牛の群れが我々が通過するのを顔を寄せ合ってじっと見ていました。大人と子どもが別れて群れを作っているのが楽しいです。子牛たちもちゃんとお母さん牛が誰だったかは覚えているのでしょうね。
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Dsc_7451今日のアンデル、前回よりも一層水が澄んでいます。17時30分現在の水温は15.5度。結構な量の虫が川面を流れています。が、、、ライズが全くない。あいつがバコッという音と共に消えてくれたらやる気が起きてくるのになぁ、と思わせるカゲロウが無事水面を流れ去っていきます。こいつぁ、難しいぞ。
案の定、ドライにもニンフにも全く反応がありません。魚の気配がしないアンデル。気むずかしいアンデルに逆戻りです。ケンフラさんはシャトーの横でライズを発見し、掛けたがバラしてしまった、とのこと。二人でシャトーを超え、さらに上流部に足を運んでみるのですが、そちらでもライズは全くなし。釣り人が2人来ていて挨拶。再び下流部に戻っていく我々に「もう少し待たないと。」と言っていました。
川をぼんやり眺めながらケンフラさんとおしゃべりしているうち、ものすごいチビさんと思われるライズを発見。戯れに24番のユスリカ・パターンを投げ込むとアタックがありましたが、後ろに飛んでいってしまうのではないか、と思い、合わせをワン・テンポ遅らせたところ、無事、フッキングしませんでした。よかったよかった。
その後、ケンフラさんがライズを発見し、慎重に下流側から立ち込んでのアプローチをしてフッキングに成功したのですが、フックのところから切られてしまいました。岸で眺めていたところ、竿が満月にしなったので、相当の大物ではなかったか、と推測します。残念です。

Dsc_7455_2太陽が丘の立木の向こう側に沈んでいくと急に涼しくなってきます。ライズは21時半過ぎになってやっと微妙に始まるも、前回の嵐とはほど遠く、思い出した頃にパシャリとやる程度。秋風に吹かれながら、釣瓶落としのイヴニングは空しく過ぎて、22時を前に釣り終了と相成りました。完全なボウズ、です。

ケンフラさんと駐車場でお別れ。自分はエヴルーのB&Bホテルへ。釣りの帰りの一人旅は、下梶原通い、忍野通いで慣れていたはずなのですが、やはりちょっと寂しいものです。秋が来たせいなのでしょう。

B&Bホテルには23時15分に到着。クレジット・カードで予約確認を行い、部屋のコードが書かれたレシートを受け取って部屋へ。殺風景ではあるが清潔・綺麗なホテルで、トイレとシャワーも部屋の中にある。客層もF1ホテルに比べるとよさそうです。1泊あたり15ユーロほどの違い故でしょう。フロントの脇のところに自動販売機と電子レンジが置いてあって、おかげさまでラザニアの夕食にありつきました。コンビニがないこの国にあっては有り難いことです。久々に見たテレビでは、メル・ギブソンの「Passion」やら「24」やら「エイリアンvsプレデター」やらをやっていて、ぼんやり見ているうちに眠れなくなりました。テレビは怖いです。
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