4時15分に起きた時、「ああ、もうこの苦行とも今日でお別れだ。」と思い、ちょっとほっとした自分に苦笑い。風向きをみて、昨日お別れしたはずの北西に4時45分頃到着。準備を整えて右手消破堤に乗ろうとしていた時、携帯が鳴り、Bさんの懐かしい声が。南に入られた、とのこと。しばらく別々に釣りをすることとして、昨晩のライズの思い出を投影すべく消破堤の両脇をたたいてつり上がり始めたものの、見事なまでの無風状態にほぼ完全な沈黙。時折もじりはあるものの、全くの気まぐれもじりで後が続かない。鏡のような水面に、タンポポの種みたいなのがいっぱい浮いていて、フライをリトリーブしてくるとフライラインとティペット、ティペットとリーダーの結節点にそれがつもってしまい、この上なく釣りにくい。
そのうち、改めてBさんから電話。このコンディションの中、ブルックをゲットしたらしい。さすが闘将。ただ、南は全くもじりがないらしい。なんて話をしていたら、自分が立っているすぐ脇でもじりが。こうなるとやる気が湧いてくるのですが、続かない。。。6時過ぎ、悪巧み王さんが進水、ヴェッセルで浮かび始めます。昨日はつれたのに今日はつれない、と愚痴をこぼしつつ、北西左第1消破堤にのぼってみたのですが、ここでも反応はない。Bさんに電話。するともじりが。魚の方で聞き耳をたてにくるのでしょうか、不思議な感じです。




早くも7時過ぎにはあきらめモードとなり、消破堤をあがっていくと、昨日のNさんが準備をしているところに出くわしました。聞くとアムスに宿泊し、こちらまでいらしたとのこと。大変なことです。そんなところに悪巧み王さんも合流。3人でいたら、向こうからベルギーナンバーの車が。降りてきたBさんが、相変わらず全く変わっていないのを見てつくづく嬉しくなりました。早速に情報交換。この鏡のような状態が最悪だ、とか。二人で右手消波堤を釣り上がっていき、さらに海峡を越え、Bさんは向こうの消波堤にあがり、自分は西フラットに立ち込み、しばらく続けたのですが、まるで駄目。悔しいことに、魚の姿は見えました。ううむ。。。
そのまま西フラットを歩いて駐車場まで戻り、補修したにもかかわらず水がしみるようになったウェイダーのせいですっかりびしょ濡れになったジーンズの寒さを感じながら、北西をお別れ撮影。有り難うございました。

ホテルに戻って、恥ずかしいけどびしょ濡れのジーンズのまま朝食を。日曜日の朝にはクロワッサンがあり、スパークリング・ワインが置かれているのが、ここしばらくの週末のルールになっていることに気付きました。そんな朝食もこれで最後。ビーンズのトマトソース煮とマッシュルームのオイル煮、ソーセージに炒り卵、それとDe Ruijterのチョコレートフレークをクロワッサンに挟んで食べるなどして、満足。部屋に戻り、シャワーを浴びてすっきりしました。その後のジーンズが気持ち悪かったですが。



チェックアウトの順番待ちをしていたらBさんから電話。魚は見えるが反応がない、とのこと。スティーリーさんが南に入っている、ということを聞き、南へ向かうことに。「これで最後だと思う。」とレセプションのいつものおじさんに伝え、「これで最後かも知れないね。」と言われながらホテルを後にし、南駐車場へ。最初にOVに釣れてきてもらった時、最初に紹介されたのがここだったなぁ、北西での夢のような夕方を過ごし、翌朝ここに来たら全く沈黙だったなぁ。晴れ渡った空の下、輝く
緑の照り返しを受けながら湖に至り、消波堤に上ります。



ほぼ完全な凪、圧し掛かってくるような昼、沖合にはおそらくスティーリーさんと思われるフローター、そして何の反応もないライン。時刻は10時半過ぎ。そして、遠くを眺めた目にバコッ、ボコッというライズが。。。遙か沖合でなにやら激しいライズが起きているのです。「ひょっとして、、、ビビオ?」
昔、Bさんから、ビビオが飛び出すとマスが水柱を立ててライズする、と聞きました。それが遙か遠くの沖合で起きている。と、右背後で音が。振り返ってみると、岸際3メートルくらいのところで広がりつつある波紋が目に入りました。そうなると濡れたジーンズの気持ち悪さなどかまっておれません。南部フラットへの立ち込みです。水位が下がっており立ち込み可能、というO嶋さんの情報通り、深いところでせいぜい腰までという南部フラット。久しぶりの立ち込み釣り、ビビオを沖合、岸際、ライズのする方向に投射します。そして、OVは無情なまでの沈黙を守ってくれました。



寒くなってきて岸に上がっていったところにBさん登場。立ち込んで行かれます。と、沖合のスティーリーさんも上陸。シーバス・ポイントに向かっていたという悪巧み王さんも合流。ビビオのライズを4人で眺めながら上がっていく途中、フローターのおじさんが、消波堤のすぐ脇のところで釣っていました。足のヒレに器用に魚をのっけてランディングしていたのに感嘆。こんな時間に釣れるんだ。。。でも、いいなぁ。。。多分、ビビオへのライズだろうなぁ。浮いているからこそ、かなぁ。でも、消波堤のすぐ近くだぞ。。。
4人で長城酒家に行っての昼食会は14時半に終了。いつもと違って南方向に向かい、やがてBさんの車の後ろにつけて道が正しいことを確認。高速に乗り、途中でBさんを追い抜き、オランダとベルギーを抜けて16時半にリールのシェルで給油。3連休最終日の渋滞の恐れは杞憂に終わり、結果、計4時間半を切って自宅まで戻ってくることができました。19時半からモンソー公園で走ったのですが、何故か靴のスピードセンサーが反応していない。。。POLARの心拍計はここが弱点です。。。
夕食を終えた後、パタゴニア・フランスのHPへ。ガイド・ウォーター・パンツとインシュレーター・パンツを購入。そして、5月30日から6月1日に再び彼の地のホテルを予約してしまいました。なかなか離れられそうにありません。。。
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