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mai 2009

vendredi, 29 mai 2009

そして今度こそ最後のOV行

新任地に向かうに当たって、住居が決まっているのとそうでないのでは、気持ちの落ち着き方が全く違います。
引き継ぎの資料作成や新しい仕事の処理を進めつつ、ちょっと仕事の量が多すぎることを感じます。うまくマネージされればよいのですが。
とはいいつつ、夜には最後のOVに向けて出発です。パリのNさんも明朝OVに立っている予定だとか。ここ数日好天に恵まれている様子であり、突然海水が引き入れられて水温が下がったりしていなければ、朝夕、大いに楽しめるのではないか、と期待が高まります。
復活祭・昇天祭の時のような僥倖に恵まれるだろうか。精霊が降臨する日曜日には何かが起こってほしいです。

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jeudi, 28 mai 2009

異職場懇談会

昼はインド・カレーを職場の同僚と一緒に。もうここに来ることも数えるくらいだろうなぁ、と思うと、感慨深いものがあります。夜は同業の職場が異なる方々との懇談会をMaison de Campagneで。相変わらずおいしく満席でした。
引き継ぎ書の作成で過ぎて行った一日。4年間の体験を結晶化させる作業は、それなりに大変です。

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mardi, 26 mai 2009

昼夜会食

昼は1年ぶりに再会、3年ぶりくらいに一緒に食事をすることになった、ランナーの知り合いとBistro de l'Etoile Nielにて。気持ちいいサーヴィスと創作フレンチを楽しむことができました。夜は同僚夫妻と3人でSHUにてお祝いの会を。いろいろ話していたらいつの間にか日が変わりそうになっていました。フランス語での会話が楽になってきたのは、話す内容が明確であったり、既に話したことであったりするからであるようです。外国語能力とは優れて日本語による概念形成力であるように思います。

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「おくりびと」、6月3日から公開です。

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lundi, 25 mai 2009

Le restaurant LAVINIA

朝、通りに出たら生ぬるい湿気に包まれました。まるで日本の梅雨の晴れ間のようです。20度を超えているんじゃなかろうか。
標記レストランで昼食会がありました。地階と地上階がワイン売り場、1階がレストランになっていて、レストランで12時から15時まで食事ができ、午後は20時までの間、ワインの試飲ができる、とのこと。ワインの値段が売店での値段と一緒、というのが売りのようです。こぎれいで都会風なおしゃれな感じのところで、航空系の人たちに好まれている、というのがよくわかります。
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午後もなんやかやで追われた後、夕方はスージーで夕食を取った後に戻ってきてまた仕事。23時頃家に到着したのですが、やがて土砂降りの嵐が始まりました。急に気温が上がったのが原因か。これで少しは涼しくなるかも知れません。

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dimanche, 24 mai 2009

四魚種制覇@OV

4時30分ヒットのレインボー51センチ。細面の美形です。Bさんに教えてもらったように北西消波堤を歩いて釣り上がっていく途中、3メートルくらい先、消波堤の脇1メートル50センチくらいのところでぽわんと波紋が広がったのを見てその上にモー浜を爆撃したら、2秒後くらいに再び波紋が。合わせるとフックオン。バッキングまで引っ張りだしてくれた魚です。若い魚の方が突進力はあるように思います。昨晩の活性の高さがまだ続いている感じでした。
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そして引き続き消波堤最先端部で5時30分ヒットのレインボー55センチ。あごが猪木な感じです。体側の虹色がきれいで尾びれも立派。この魚には若干手こずりました。何度かライズがありながらそこを直撃しても釣れない。ティペットが2Xだと太すぎるのかな、と思い、3Xを継ぎ足して見ていたら、海峡を挟んだ第2消波堤の少し先の駆け上がりになっているところで小さなもじりが。すかさずそこに投げ込んでリトリーブしていたら、フライの後ろが微妙に波立ったのに気付き、これはきっと魚が付いてきているぞ、と、リトリーブをやめて待ったところ、ラインが走り出してフックオン。1セッションだけで2匹、50センチ・オーヴァーを釣ったのは初めてでうれしかったです。
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そして、写真がないのが本当に悔やまれるブラウン30センチ少々です(針外すのは撮影後、に。。。)レインボー、ブルック、ナノターポンに続くOV四魚種目です。7時50分頃、悪巧みさん、あるちゅうさんと合流し、何の気なくビビオを浮かべて反対の方向を見ていたら「ぴしゃっ」と音がしてすかさずあわせ、振り返ったら釣れていたものです。魚体のサイズの割には引いてくれました。

午前中だけで3匹釣れた、復活祭前までの不調を忘れさせてくれる釣果にすっかり満足。バンガローの片付けを終えてブラウンで少しやり、その後、ビーチセンターで3人で昼食。皆さんと別れて一旦帰ろうとしたものの、14時半過ぎに何故かロッテルダム手前で大渋滞。すかさず引き返し、OV北西で昼寝をし、18時半頃に目覚め、イヴニングをやろうかどうか悩んだ後、明日のことを考えて帰ってきました。

充実したOV釣行となりました。また行きたい。。。

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vendredi, 22 mai 2009

沈黙の金曜日@OV

深夜、2段ベッドの下の床をさらに下からコンコンと叩く音がして目が覚めました。すわ、怪奇現象か。さすがに一人でバンガローの真っ暗な中にいると気持ちが悪く目が冴えた瞬間がありました。が、旅の疲れ故か、いつの間にか再び寝入ることができ、朝4時に携帯目覚ましが鳴る音で目が覚める。が、体の方が動かない。やっぱり疲れています。もう少しもう少し、と出勤前のように寝ていたら、いつの間にか5時を過ぎ、外が明るくなってきた。いやはや出遅れた、と準備をしていたら携帯がもう一度鳴る。あれ、止めたはずなのに、と見たら、悪巧み王さんからの電話。こちらに向かっている、とのこと。休暇を取られたのかなぁ、などと思いつつ外を見たら、旗が南からの風であることを示している。そうか南だな、と外に出たら、野ウサギが逃げ去っていくのが見えました。そうか、怪奇現象の正体はこれだったんだ。今晩からは二段ベッドの上段で寝ることにしました。

6時に南に到着。が、フラットに出る頃には風は北西からのものに変わってしまいました。第1消波堤に乗る悪巧み王さんと挨拶。が、ライズはなく、風もほとんど無いため、大変釣りにくいコンディションに。南部フラットに出張ってみるもライズはなし。悪巧み王さんと協議した際、驚愕の一言。「あと1時間しかないので。」えっ出勤前釣行???Sp5220751
が、北西に行ってもライズはなく反応はなく、出勤する悪巧み王さんをお見送り。OVでスーツ姿に革靴という人の姿を始めて目撃するという光栄に浴することができました。

その後、こちらも8時頃にはバンガローに戻り、フリーズドライのおかゆの朝食。そしてベッドに戻って朝寝を楽しみ、昼過ぎに起きだした後、ビーチセンターのテラスでハンバーガーの昼食。ヴォリュームたっぷりでした。
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ビールを飲んでしまったせいか、またまた眠くなってしまい、バンガローで一休み。結局、16時過ぎから北西へ。消波堤を先の方まで行き、昨日の夢のかけらを追って立ち込み、さらに初体験となる北西右手第2消波堤を遡行し、うろうろしつつ夕方を迎え、缶ビールとポテチで簡単な夕食を取った後、釣り続けるも何も起こらず。20時過ぎにローカルが4人やってきて、消波堤の先端で釣っている自分の方に近寄ってきました。「どうですか。」「駄目ですね。」「入漁証を見せてください。」あれ、これがそうなのかな。ジャケットの背中に入れた入漁証を出さないと、とめんどくさそうな顔をした瞬間、「冗談です。」と言って大笑いしてました。全く。そうしたら、一人が「昨日、大物を釣ってましたよね。」と。「64センチのレインボーでした。」と言ったら、皆「64センチ。。。」と感嘆してくれたのも嬉しかったです。
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Famille_canards海峡を越えて行く彼らを見送って釣りを続け、海峡を戻ってくる彼らを迎えて釣りを続け、22時になったものの何も起きませんでした。日が落ちる直前に西からものすごく分厚い雲がやってきてあっという間に夜になってしまったのも、ライズ不発の原因だったのでしょうか。鴨の一家が二家族、艦隊を組んで遙か沖合を航行していったのを見たのが、一番の慰めとなりました。消耗した、そんな一日。が、それでも焦っていないのは昨日の一匹があったおかげです。さて、明日は。。。

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jeudi, 21 mai 2009

昇天@OV

6時半にパリを出発。スイスイと進む高速を飛ばし、いつものガソリンスタンドで給油、ポテチ等の食料を購入し、ベルギーに入るも、ブレヒトの当たりで急に眠気に襲われて9時半頃から10時過ぎまで仮眠。隣のトラックでフロントの裏側をなにやら圧縮空気で綺麗にしている音で目が覚め、結局、予約の際に約束していた11時にOVの北東ダイブに到着。ダイヴィングの受付の人に聞くと、バンガローの方は1階で受付、とのこと。上がっていくとテラスがあってその先、屋内のバーに入っていき、所在なげにしていたおねいさんにチェックインしたい、と告げたところ、奥に行っておじさんを連れてきてくれた。この人が僅かながらも英語を話してくれる人で、きっと先日電話をした際に受話器を取ってくれ、メールにも返信を書いてくれた人だろう、と思い込むことに。「5番」と言われ、結局、なんだかんだと120ユーロ少々が必要となった3泊分の支払いを済ませて降りていき、小屋の番号など出ていない中、渡された鍵が左から数えて5番目のバンガローの鍵と一致し、無事チェックイン。屋内はテーブルが一つに2段ベッドが2つ。割と広く、ランプ(これが夜には結構明るかった)とコンセント(おじさんによると6アンペアまでらしい)がついていて、文明的生活を送るには全く問題なさそう。逆に、サヴァイヴァル派にはちょっと物足りないかも知れない、そんなキャンプ生活の始まりに、サッポロ一番味噌ラーメンを食べ、コーヒーを沸かしました。何となく満ち足りた気分になってしまいます。水をポリタンクに入れて持ってきておくと、洗い物や歯磨き等のためにわざわざ水場までいかなくてよいので楽です。
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食べ終わるとちょっと眠くなり、こんな昼間から釣れるわけないや、とばかり、キリマンジャロ以来の出番となるシュラフを出して横になったのですが、ちょっとしたら「いやいや、やっぱり釣らねば」と思い直し、薄い雲がかかりつつも晴れ渡った空の下、北西へ。が、消波堤の上に結構人が並んでいるのに驚き、右手の消波堤を超えたフラットに出て、さらにいつもジョグするサイクリングコースにまで出て歩くこと15分ほど、湖に降りていける地点から立ち込んでいったところ、第一消波堤の切れ目の海峡よりも相当南に出ていました。ここまで来るのは初めてです。そのまま、第二消波堤に上ることができるだろうか、とチャレンジしたものの、水位が腰を超えたところで断念。足下が藻ばかりで滑りやすいのも勇気を萎えさせた原因でした。浅いところまで再び戻ってきてキャストを続けるも反応はなし。インタミにフローティング・モー浜という仕掛けのせいでしょうか。随分周りに白鳥が沢山いるなぁ、と思いつつ、そろりそろりとフラットを歩いていた時、ふと巨大なマスがすっ飛んで逃げていったのが目に止まりました。あ、驚かせちゃったかな。それにしても随分底に張り付いていたなぁ。

このマスとの出会いはまことに天啓でした。約30分の後、インタミにウェイテッド・モー浜のシステムで底を引いていた時、突然ラインを手繰る手に生命反応が。第二消波堤の浜側沖合の2本目の杭のすぐそば、藻底から砂底に切り替わるあたりに、フライはあったものと思われます。たぶんラインはもう5メートルも出ていないと思われる場所でした。そして、それからが凄かった。Sp5210718ヒットがあまりに手前だったので、リールでのファイトに入るまでに若干時間を要したのですが、左手のラインがぐいぐいと引き出されていき、そのうちに一気にラン。45度の砲弾ジャンプに90度の躍り上がりジャンプ。一気にシューティング・ヘッド部分も含めて35メートルのラインが引き出されました。左手にだけ手袋をしていたおかげで火傷せずにすみました。マーキスの悲鳴。バッキングが無くなるんじゃなかろうか、という不安は、いつだったか南部フラットでやはり15時過ぎに魚を掛けた時以来。そして、その経験があったからこそ、「いや大丈夫、慌てるな。」と言っている自分がいました。右手の平でマーキスの回転するスプールにブレーキをかけ、堪えることに成功し、リールを巻き初めてふと周りを見渡すと、第二消波堤に乗っていた3人のローカルが皆こちらを見ている。ちょっと嬉しいぞ、だが恥ずかしい真似はできないぞ。気持ちを引き締めつつ、満月にしなる竿を見て楽しみました。ロッドを左手だけで支えると疲れることから、グリップ・エンドをお腹の少し上に当ててそれで引きに耐えることとしたところ、かなり楽にファイトできることに気付きます。それにしても、50メートルほどのラインを巻き取るのは結構大変でした。その途中でも走るし。ファイトの方角に浮かんでいた白鳥が「邪魔しちゃいけない」とばかり、いやたぶんおびえて、そそくさと移動していたのが笑えました。ただ、さすがに2Xです。割と力づくの寄せをしても大丈夫。案外早く魚が浮かんでくる。「どんな魔物が釣れてるんだろう。」Sp5210723水面に出た尾びれと背びれのあまりの大きさに驚きました。そして案外短く10分ほどのファイトの後、近寄ってきた魚には心底圧倒されました。浅瀬の方まで誘導し、そこでネットに納めるも当然体は入りきらず、巨大な尾びれがネットの脇から天を指しています。ずっしりと重い。フックは口の中、上あごにがっちり掛かっている。凄いぞ。陸に上がってメジャーで計測したところ、うれしさこみ上げる記録更新です。

15時15分ヒット、64センチ・レインボー。キリスト様とともに天にも昇る気持ちでした。
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写真撮影後、浅瀬に返してやったのですが、水温がずいぶん高いのにびっくり。ヨシノボリがピョンピョンと泳いでいる。少し深い場所に戻って計測したところでは15度。気温は20度くらいだったでしょうか。若干北西の風は吹いていたものの、寒いというほどではありませんでした。それにしても、14時から18時までの間、ローカル3人の竿が自分が目撃した限りで5度曲がっていました。日中のこの時間も、案外いけるのかもしれません。そして、帰国直前にウェイダーを新調した自分を改めて誉めてあげました。

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18時段階で一旦釣りを終えてバンガローへ。恒例のOV一周走を行った後、シャワーを浴びたのですが、案外清潔で気持ちよかったです。50サンチーム硬貨1枚で2分、お湯が出るという仕組みになっていて、スポーツ・クラブのシャワールームのよう。個室になっているので安心です。早めの夕食としてカレーヌードルを食し、イヴニングをやるために北西に戻ったところ、すごい人の数にげんなりしてしまい、北東ダイヴへ逆戻り。桟橋に向かって左手の海峡のところで初日のイヴニングをやってみることとしました。そして、この日のイヴニングは不発。西からの風が強くなってきて沖合に投げるのが難しくなる中、桟橋の先端まで行って消破堤と平行に投げて引っ張ったり放置したりしたのですが、反応がない。他の釣り人(1人は海峡を越えた消破堤のところで粘っており、もう2人は浜の方で釣っていました。車のナンバーからフランス人だと思われます)にも何の反応もなし。一度だけ魚がはねたものの、ライズという感じではない。21時50分、フローティング・ラインでモー浜をサスペンドさせていたところ、突然リールが逆転してラインが持って行かれ、4度ほどのジャンプの後針が外れたという事件がありましたが、せいぜい30センチ程度の若魚でした。合わせがしっかりできておらず、フックが口にささっていなかったのでしょう。まあ仕方ない。うん?、この余裕は何だ?。
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キリスト様が昇天した後、ペテロとなって釣りを続けたOVです。

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mercredi, 20 mai 2009

そしてやっぱりOVへ、、、

昨晩は少々ビールを飲み過ぎた様子であり、お腹がぐるぐる言っている中、昼食会では認知科学の問題から教養教育の問題、専門教育と社会のニーズとのミスマッチ問題、日仏が歴史・文化の点で似ている、といった点まで、幅広いお話を拝聴する機会に恵まれました。こういう機会を得ることができるのも、外国勤務ならではの役得といったところかも知れません。午後は各種レポートを作成し、夕方、早い段階で職場を後にしました。

そして、やっぱりOVへ。今回のOVでは、マリオンの予約をキャンセルし、北の砂浜にあるBeachcenterなるところにあるコテージに滞在することにしました。3泊で80ユーロ。電気照明があり、コンセントも(6アンペアではあるが)ある、とのこと。ジョギングをしている時、釣り竿が立てかけられ、ウェイダーが干されたりしていたのを目撃した時から気になっており、一度こういうところに滞在しながらの釣りをしてみたい、と思っていたのですが、それがかないそうです。メールを打ったものの返事がなかったことから電話をかけたところ、あまり英語が得意でない受付の人が空き状況を確認し、大丈夫、との連絡をくれました。寝袋は必要だそうで、キリマンジャロ以来の寝袋での就寝も楽しめそう。在庫されていたキャンプ用のレトルト食品も一掃できそうです。「赤いきつね」と「カレーヌードル」も楽しみです。ホテルでの朝食時間を気にせずに釣りに邁進することができそうで、少しわくわくしています。

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mardi, 19 mai 2009

一段落

今日の会議で、過去3ヶ月来、悩んできた仕事に一つの区切りが付きました。同時に、過去9年間に渡って議論されてきたことが大きく前進しました。今後の作業は大変になりますが、「歴史的瞬間」を過ごすことができたのはうれしく、つい昼食会の段階からワインをちょっと多めに飲んでしまいました。ただ、これから解決しなければならない問題が多々あり、まだまだ気が抜けません。
午後は慶応義塾とパリ政治学院のダブル・ディグリー締結のちょっとしたレセプションに参加。経済学分野のマスターのダブル・ディグリーということで、さぞ様々な困難があったのではなかろうか、と思い、関係者にお話を伺いました。まず、日仏間での学期の終了時期の違いから、学位を出すタイミングが日本の学生とフランスの学生とで異なってくることが問題にならないか、と問うたところ、フランスの学生には6月に、日本の学生には9月に、それぞれ出すことになるが問題ない、とのこと。「9月ですか。」「そうです。日本の学生は、このダブルディグリー・プログラムを終了して慶応大学とパリ政治学院それぞれから学位をもらうには2年6ヶ月が必要となっています。フランスの学生は2年でとれるのですが。」 特段「不公平だ」という問題も生じなかった模様です。以前、一橋大学とHECがダブル・ディグリーの議論を行った際、学期の終了時期が問題となって、構想が頓挫したことがあったようなのです。柔軟であることは物事を前に進めるためには大切であるようです。
再び職場に戻ってきてメールチェックや仕事を片付けた後、今週は仕事が休みのシェフほかと21時半からEL PALENQUEでステーキを。相変わらず大変おいしかったです。その後、Un bon vinのカラオケへ。地上階にもボックスができ、地下も間仕切りが入って、沢山の部屋が出来ていたのに驚きました。少しずつ思い出も変わっていくようです。

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vendredi, 15 mai 2009

気候不順

このところ、突然に雨が降ってきたり、急に寒くなったり、かといって日が照ると暑かったり、と気候が極めて不順です。昨年、一昨年のこの日記を読み返しても、この時期はそうだったようであり、フランスの五月というのはそういうものなのかも知れません。「卯の花くたし」のように長雨、というわけではないのですが。それにしても、まだコートを着て歩いている人がいるくらい肌寒いのには閉口します。
朝は先週突然決まったラグビー関係の仕事があり、それで押し出された来週火曜日の大会議に向けた事務(フランス語の法律問題に関するメールのやりとりはきつかった)を終え、忙しかった金曜日、無事に家に帰ってきました。
明日のイートン釣行、ライズがあるだろうか。。。

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jeudi, 14 mai 2009

モン・サン・ミッシェル・マラソンを断念

今日、モン・サン・ミッシェル・マラソンを欠場することを決めました。早足で歩いている時、まだねんざしたくるぶしに時々痛みが走るのを感じ、そこをのばす時に反対側のくるぶしには感じることのない感覚を自覚し、こんな状態で42.195キロを走ってしまうと、来月のモンブランが難しくなるのではないかとの危惧から、断念することとしたものです。今回滞在ではモン・サン・ミッシェルを見ることはなさそうです。4年もいるのに。物事の優先順位をつけるのは難しいものです。
そして、今週末、フランスの川で釣りをしようと思っています。エヴルーのIton川、フリーガンではもう釣ることはできないのかもしれませんが、その前後を管理しているAAPPMAがやっとしっかりしたHPを作ってくれたのを発見しました。問い合わせてみたところ、フランス国内有効のライセンスを持っていれば、日釣り券は12ユーロ、とのこと。あのグレイリングたちともう一度出会えるだろうか。雨の中、出かけてこようと思います。今年初めてのフランス釣行になりそうです。

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mercredi, 13 mai 2009

Manzana verde

先日、OVで出会ったNさんと早速パリで再会、Cercle du 17eでシェフの料理に舌鼓をうちながら、2時間に渡って釣りの話をするという至福の時間を過ごしました。
その後、シェフとDADAでビールを飲み、ちょっと荒れたオーナーもジョインしての飲み会・夜遊びとなり、結局26時頃に帰ってきました。くるぶしの痛みが気になって走ることができないと、自然と自堕落になってしまいます。
それにしても、Cercleで食後酒として出してくれたManzana verde、青リンゴのリキュールですが、大変美味しかったです。アルコール度数も20度ということで強すぎず、冷やして飲んだせいか風味も大変さわやかでした。早速明日、ボトルを買ってこようと思っています。

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mardi, 12 mai 2009

仕事の土砂降り

仕事の土砂降りに遭って久しぶりに心底疲れました。携帯に掛かってきた電話を受けていたら机の電話が2度鳴り、コールバックを続け、電話をし、メールを打ち。人からの期待を受けている間が華です。午後も次々に溜まっていくTO DOに溜息をつきつつも、仕事があるうちが華です。夕方にはすべてをなげうって、ポンスレ通りのタイ・マッサージ店、Leelawadeeへ。仕上げの顔と頭のマッサージ時には、おそらく眠りこんでしまっていただろうと思います。買い物をして帰ってきました。少し自分で作ったものを食べたくなってきました。

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dimanche, 10 mai 2009

GOOD BYE OV .... ET A BIENTOT !

4時15分に起きた時、「ああ、もうこの苦行とも今日でお別れだ。」と思い、ちょっとほっとした自分に苦笑い。風向きをみて、昨日お別れしたはずの北西に4時45分頃到着。準備を整えて右手消破堤に乗ろうとしていた時、携帯が鳴り、Bさんの懐かしい声が。南に入られた、とのこと。しばらく別々に釣りをすることとして、昨晩のライズの思い出を投影すべく消破堤の両脇をたたいてつり上がり始めたものの、見事なまでの無風状態にほぼ完全な沈黙。時折もじりはあるものの、全くの気まぐれもじりで後が続かない。鏡のような水面に、タンポポの種みたいなのがいっぱい浮いていて、フライをリトリーブしてくるとフライラインとティペット、ティペットとリーダーの結節点にそれがつもってしまい、この上なく釣りにくい。
そのうち、改めてBさんから電話。このコンディションの中、ブルックをゲットしたらしい。さすが闘将。ただ、南は全くもじりがないらしい。なんて話をしていたら、自分が立っているすぐ脇でもじりが。こうなるとやる気が湧いてくるのですが、続かない。。。6時過ぎ、悪巧み王さんが進水、ヴェッセルで浮かび始めます。昨日はつれたのに今日はつれない、と愚痴をこぼしつつ、北西左第1消破堤にのぼってみたのですが、ここでも反応はない。Bさんに電話。するともじりが。魚の方で聞き耳をたてにくるのでしょうか、不思議な感じです。
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早くも7時過ぎにはあきらめモードとなり、消破堤をあがっていくと、昨日のNさんが準備をしているところに出くわしました。聞くとアムスに宿泊し、こちらまでいらしたとのこと。大変なことです。そんなところに悪巧み王さんも合流。3人でいたら、向こうからベルギーナンバーの車が。降りてきたBさんが、相変わらず全く変わっていないのを見てつくづく嬉しくなりました。早速に情報交換。この鏡のような状態が最悪だ、とか。二人で右手消波堤を釣り上がっていき、さらに海峡を越え、Bさんは向こうの消波堤にあがり、自分は西フラットに立ち込み、しばらく続けたのですが、まるで駄目。悔しいことに、魚の姿は見えました。ううむ。。。

そのまま西フラットを歩いて駐車場まで戻り、補修したにもかかわらず水がしみるようになったウェイダーのせいですっかりびしょ濡れになったジーンズの寒さを感じながら、北西をお別れ撮影。有り難うございました。
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ホテルに戻って、恥ずかしいけどびしょ濡れのジーンズのまま朝食を。日曜日の朝にはクロワッサンがあり、スパークリング・ワインが置かれているのが、ここしばらくの週末のルールになっていることに気付きました。そんな朝食もこれで最後。ビーンズのトマトソース煮とマッシュルームのオイル煮、ソーセージに炒り卵、それとDe Ruijterのチョコレートフレークをクロワッサンに挟んで食べるなどして、満足。部屋に戻り、シャワーを浴びてすっきりしました。その後のジーンズが気持ち悪かったですが。
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チェックアウトの順番待ちをしていたらBさんから電話。魚は見えるが反応がない、とのこと。スティーリーさんが南に入っている、ということを聞き、南へ向かうことに。「これで最後だと思う。」とレセプションのいつものおじさんに伝え、「これで最後かも知れないね。」と言われながらホテルを後にし、南駐車場へ。最初にOVに釣れてきてもらった時、最初に紹介されたのがここだったなぁ、北西での夢のような夕方を過ごし、翌朝ここに来たら全く沈黙だったなぁ。晴れ渡った空の下、輝く
緑の照り返しを受けながら湖に至り、消波堤に上ります。
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ほぼ完全な凪、圧し掛かってくるような昼、沖合にはおそらくスティーリーさんと思われるフローター、そして何の反応もないライン。時刻は10時半過ぎ。そして、遠くを眺めた目にバコッ、ボコッというライズが。。。遙か沖合でなにやら激しいライズが起きているのです。「ひょっとして、、、ビビオ?」
昔、Bさんから、ビビオが飛び出すとマスが水柱を立ててライズする、と聞きました。それが遙か遠くの沖合で起きている。と、右背後で音が。振り返ってみると、岸際3メートルくらいのところで広がりつつある波紋が目に入りました。そうなると濡れたジーンズの気持ち悪さなどかまっておれません。南部フラットへの立ち込みです。水位が下がっており立ち込み可能、というO嶋さんの情報通り、深いところでせいぜい腰までという南部フラット。久しぶりの立ち込み釣り、ビビオを沖合、岸際、ライズのする方向に投射します。そして、OVは無情なまでの沈黙を守ってくれました。
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寒くなってきて岸に上がっていったところにBさん登場。立ち込んで行かれます。と、沖合のスティーリーさんも上陸。シーバス・ポイントに向かっていたという悪巧み王さんも合流。ビビオのライズを4人で眺めながら上がっていく途中、フローターのおじさんが、消波堤のすぐ脇のところで釣っていました。足のヒレに器用に魚をのっけてランディングしていたのに感嘆。こんな時間に釣れるんだ。。。でも、いいなぁ。。。多分、ビビオへのライズだろうなぁ。浮いているからこそ、かなぁ。でも、消波堤のすぐ近くだぞ。。。

4人で長城酒家に行っての昼食会は14時半に終了。いつもと違って南方向に向かい、やがてBさんの車の後ろにつけて道が正しいことを確認。高速に乗り、途中でBさんを追い抜き、オランダとベルギーを抜けて16時半にリールのシェルで給油。3連休最終日の渋滞の恐れは杞憂に終わり、結果、計4時間半を切って自宅まで戻ってくることができました。19時半からモンソー公園で走ったのですが、何故か靴のスピードセンサーが反応していない。。。POLARの心拍計はここが弱点です。。。

夕食を終えた後、パタゴニア・フランスのHPへ。ガイド・ウォーター・パンツとインシュレーター・パンツを購入。そして、5月30日から6月1日に再び彼の地のホテルを予約してしまいました。なかなか離れられそうにありません。。。

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samedi, 09 mai 2009

GOOD DAY @ OV

最悪だった昨夕の悔しさ故か、4時15分にセットした目覚ましを待つことなく、4時前に目が覚めてしまいました。窓の外を見たら風はおさまっている様子。よし。早速に服を着て下に降りていった時に、コーヒーカップを手にした夜番の人とばったり。向こうは相当驚いていました。外に出たら、どう見てもどう感じても、南から風が吹いている様子。いやいや、前回もこんなふうだったけど、やっぱり北西の風だったぞ。「騙されるな」とばかり、やっぱり北西へ。4時半過ぎには釣り場に到着。外気温は8度。昨日のSAGEセットを準備し、湖に出てみたら、やっぱり風は南方向からでした。が、ここまで来たのだから仕方あるまい。一番乗りだし。そのまま、右手消波堤に乗り、何も反応がない湖上を叩きながら先端部まで到着。何もない。いったいどうなってるんだろう、と水温を測ったところ、11度。昨日の風で水温が下がって活性が下がってるのかなぁ。まあいいや。キャスティングを続けて1時間経つか経たないか、明け始めた空の下、海峡の内側でもじりが始まりました。よし、始まった。こういう時は放り込んで待つのがよい。先週日曜日の再現とばかりサスペンデッド・モー浜を放り込んで待っていたら、案の定フライがあるとおぼしきあたりの水面が盛り上がりました。軽く竿を立てると生命反応。水面を切り裂くように背中を出したまま横に3メートルばかり走るレインボー。そのままこちら方面に走ってきたためにラインがたるんでしまいました。が、弛みを取ってみると引き続きついている。ジャンプすること数度。水面の上を踊るようなジャンプも。ゴツン・ゴツンというヘッド・シェイクや行くラン、帰るランを繰り返し、気がつけば海峡から本湖側に出ていて、バッキングまで引き出され、と、OV鱒の全てを出し切るファイトをしてくれました。が、8番ロッドに高機能リールの悲しさか、簡単に寄ってきてしまうのです。。。「効かぬのだ・・・トキ」と涙したラオウの気持ちが分かるくらい。ランディング・ネットに納めた52センチのレインボー。よき一日の始まりです。
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朝の部は結局これでおしまい。曇り空の下、静かに明けていく中、車に戻って片付け。風予報ではこれから南風になっていく、ということだったなぁ。これで北西は最後かも知れない。車のガラス越し、バックミラー越しに写真を撮って、北西を後にしました。
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ホテルに戻って朝食を取り、2度寝に突入しました。日が長くなってきたOVでは、この生活リズムが自分には不可欠です。昼過ぎに目覚めた後、13時半からジョグ。こちらも今回が最後だろう、と思うと、いろんな写真を撮りたくなってしまいます。
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部屋に戻ってシャワーで体を冷やし、すぐに再出発。15時過ぎにPetit Restaurantで思い出のシュニッツェルを食べ始めました。オランダの田舎の町のテラスにてとんかつ食べる日本人。ころもの微妙にスパイシーなところがたまりません。
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走っているときからそうだったのですが、風が再び北西からのものに変わってきていることに気付きました。そうなると、お別れをしたにもかかわらず、やっぱり北方向に向かってしまいます。北の砂浜で車を止め、小林秀雄の「西行」を読んでいるうちに眠くなり、再び睡眠。食っちゃ寝、食っちゃ寝できるのもヴァカンスのありがたさ。18時前に目覚め、風向きが変わっていないことを確認して北西駐車場へ。北西地区は相変わらず凄い人気で、右手の消波堤の上には随分と人が乗っています。SAGEのセットには今朝、入魂ができたことから、いつものトーマス&トーマスの6番にフローティング・ラインをセットしようとしていたら、向こうから一台の車がやってきました。あれ、これパリのナンバーだよなぁ、と思っていたら、降りてきたアジア系の男の人から突然日本語で「こんにちは。あの、迷亭先生ですか?。」と話しかけられたのにはビックリ。同邦人と同じパリで仕事をしながら、ここOVで出会い、しかもヴァーチャルな自分が知られていた。苦沙弥先生の猫のようにちょっと鼻が高い気持ちになりながら、いろいろと会話。共通の知人の存在に案外近い仕事を持っていることを確認しつつ、釣りについての情報交換を。フランスでいろいろと地元民とのバトルがある、と伺い、さもありなんという感じ。中央集権国家であるにもかかわらず、釣りについてはレギュレーションが地域ごとに大変複雑になっており、年券+各土地毎の券が必要なフランスであれば、それは地元の監視員との間でバトルもあろうというもの。そういえば、自分はそれがいやでプライヴェート・エリアばかりで釣りをしていることを思い出しました。いろいろと話をしているうちに、消波堤の上の人たちが次々と釣りを終えてあがってきました。ラッキーなことに、右消波堤の方は1人が乗っているだけ、という状態に。お互い準備を整え、自分はクリアになった右手の消波堤へ。19時頃からロッドを振り始めるも、反応なし。そのうち、別のもう一人も上がっていき、北西右手消波堤を独占するという贅沢な境遇となりました。
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21時を過ぎた頃から少しずつライズが始まりました。このライズを独占だ。と力んでいる時にはやっぱり釣れません。海峡側の杭が立っているところの脇で、あるいは本湖側の消波堤から2メートルもないところで、もじりが見られます。予感を覚えながら本湖側にサスペンデッド・モー浜を投げ込み、ラインの弛みをとろうとしていた時、ひとりでにラインの方が伸びていきました。よし、とあわせを入れたら、あまり走らない弱い引きに予想したとおり、ブルックさん。21時半ちょっと前のこと。42センチでしたが残念なことに尾びれがたいへん痛んでいます。引きの弱さもこれ故か。大いに気の毒になりました。
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針を外している間にもライズがどんどん激しくなってきます。そのうち、おそらく3匹くらいのレインボーが次々にライズを始めました。こんなに凄いのは、初めてOVに来た2007年8月下旬以来のことで、大いに興奮します。が、釣れない。キャストして引っ張ってくるのに何の反応もない。そのすぐ脇でライズしたりする。イライラする。これだけのライズがあって一匹も釣れなかったらどんな気分でホテルに戻ろうか。こんな釣りたい釣りたいオーラが出ている時は、かえって釣れないもの。そうだ、放置しよう。杭の脇2メートルくらいのところ、直前にライズがあった場所にフライを放り込み、そのままにしていたところ、放置メソッドの正しさを証明するかのように、ロッドの先から伸びたフライラインがすぅっと左に動いていきました。これだ。あわせをくれたところ、活きの良い感触が伝わってきて、マーキス・サウンドを楽しむことに。10分ほどのやりとりの後、上がってきたのは54センチのレインボーです。朝から数えれば本日3匹目。自分を誉めてあげたい釣果です。
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最後のOVの夜ということで釣りを続け、駐車場にLEDのヘッドランプの灯りが見えた時には、「これから釣りに来るのか。でも分かる分かる。」と思ったくらいライズが止まなかったのですが、少しずつ魚の方が慎重になっていったようで、結局、4匹目ということにはなりませんでした。気がつけば22時45分。もう良いだろう。23時過ぎにホテルのバーのカウンターで白ビールを飲んで一人の祝杯としました。明日でいよいよOVともお別れです。

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vendredi, 08 mai 2009

BAD DAY @ OV

自宅を10時半過ぎに出発。CDG空港脇では若干の渋滞に出くわすも、フランス人は3連休の前日から動き出す様子であり、さほどの混雑はなく、再び快適にA1を北へ。見事な菜の花畑が広がっていたりする景色を楽しみつつ飛ばしている最中、悪巧み王さんから電話をいただき、お昼のお誘いが。まだパリから100キロも進んでおらず、ロッテルダム到着は早くても15時になるだろう旨をお伝えしました。リールでいつも給油するシェルのガソリンスタンドを出発したのが13時過ぎ。もうここに来ることも当面ないだろうなぁ、と思うと、これから見聞きするものが全て当面最後であるように思われてきて、大変愛おしい気分になるのが不思議です。そもそも人が何かと別れる時に、「これが最後だ」と意識することはあまりないのかも知れません。「一期一会」とは重い言葉です。
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Sp5080499フランスを出ると、ベルギー・オランダは今日はワーキング・デイ。トラックが多くなり、アントワープの外環道路のところで若干の渋滞がありましたが、それでも快適に走ることができました。日本ではこうは行かないんだろうなぁ。それにしてもフランス・ナンバーの車の多いこと。結構いつまでたっても「75」とか「92」とかいったパリ及びパリ近郊ナンバーの車を見掛けることができ、寂しくありませんでした。写真中央がベルギーのオービスです。

OV到着直前に曇っていた空からぽつりぽつり。5時間近くかかって北西に到着した時には、すっかり本降りとなりました。風も強い。ううむ、ついていない。こんな天気なのにダイヴァーが2人、湖上に浮かんでいました。水の中の方がいいのかも。気が抜けると同時に眠気に襲われ、そのまま雨音を聞きながら1時間ほど眠ってしまいました。そして、次に目が覚めた時にはすっかり晴れ渡っている。が、相変わらず風は強い。
とりあえずホテルに向かいチェックイン。そしてすぐに着替えて恒例のOV1周ジョグを敢行。西からの強い風に、時折押し返されそうになり、また飛ばされそうになりながら、56分台でゴールイン。なかなかのタイムです。が、まだねんざした左足くるぶしがちょっと痛む。来週に迫ったモン・サン・ミッシェル・マラソンに向け、大いに不安が募ります。
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着替えてホテルを飛び出し、Petit Restaurantで夕食を買い込み北西へ。ポテトとハンバーグ&オニオンの串揚げとハイネケン・ビールで早めの夕食としていたら、大挙してオランダ・ナンバーの車が押し寄せてきて、皆一斉に着替えを始めました。ダイヴァーたちです。こんなに風が強いのに酔狂なことで。いや、この風の中でフライ・フィッシングするのも酔狂だぞ。こちらも急かされるように着替えをし、準備を整え、風に対抗するために一昨日届いたSAGE6080リールと昨日届いたSAGE Z-Axis 896-4をセット。使い初めすることとしました。

そして、結局だめでした。ランディング・ネットが満帆の風の中では、やっぱり無理です。やがて満月に近いまん丸が東南の空に浮かび上がりました。22時半近くまで頑張ってしまいましたが惨敗。何もないBAD DAYで最後のOV釣行が始まってしまいました。。。
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jeudi, 07 mai 2009

つなぐ、ということ

自分で実施できないことを頼まれた場合、人に頼むことになります。そして、頼む側が「誰々に頼んでほしい。」と言ってくることもあります。そんな時には、「誰々からあなたに頼めと言われた。」として話をつなぐのが通常だと思っていたのですが、そういう文化が存在しない地域も存在するようです。直接頼んだら、「非直轄のところには冷たい」という事前の情報は何だったのか、二つ返事で仕事を引き受けてくれましたから、単純計算で2ヶ月以上の間、事態が前進しなかったことになります。何とももったいない。
単に「つなぐ」ということが、これほどに難しくなってしまうこともある、ということを学びましたし、人に指示されたから、ということを素直に使わない文化もあるのだ、ということも学びました。つなぐことは大切だと思いますが。

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mercredi, 06 mai 2009

SAGEリールの到着

引き継ぎ文書の作成をぼちぼちと開始しました。特にルーチン業務ではこれが大切です。4年前の着任早々、既に書き始めていた部分を改めて見直すと、こんなことを記録したいと思っていたんだなぁ、と感無量な時もありますが、おそらくそういうものなのでしょう。いずれどのようなことにも慣れていくのが人間であるようです。

久しぶりにシェフと会い、仕事終わりの24時頃からテルヌ通りのDADAでビールで乾杯。閉店後のオーナーも合流してくれて、Cercle du 17eでのセルフ・プロデュースお別れ会構想が動き始めました。

TO DOに帰国までにやらなければならないことを書き出す作業をしていたら、いかにやらなければならないことを記憶の隅の方に追いやろうとしていたか、小さな自分に気付かされます。今、自分がなすべきことと直面するという作業を行うのは、結構勇気が必要です。他方で、当然の権利である「休暇」とか「休日」とかを犠牲にしはじめると「人間を幸福にしない日本というシステム」が動き出すのかも知れません。そういえば、ウォルフレンはOV近くのロッテルダム出身なのですね。

さて、本題ですが、アメリカからSAGEのリール6080が到着しました。税関はスルーした様子です。リールとかフライラインといったものには関税が掛かっていないのかも知らん。。。「Made in Korea」のシールがリールフット裏側に貼られていたのには驚きました。Hardyのリールが韓国製、ということは聞いていたのですが、SAGEよお前もか。でも、韓国製なら安心です。デビューはOVで、、、と思っているのですが、ロッドが届くかなぁ。。。

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mardi, 05 mai 2009

江戸時代の生活と文化

パリ日本文化会館で開催された江戸時代に関する講演会&ラウンド・テーブルに参加してきました。徳川家18代当主の德川恆孝さんが最初に1時間ほど講演、続けてジャン=ロベール・ピット・ソルボンヌ大学教授(前学長)、マリオン・ソシエINALCO教授ほかがパネリストとなってラウンド・テーブルを行う、というもの。発見に満ちたおもしろさがありました。
最初のプレゼンテーションでは、戦国時代の動乱を収め、265年間もの平和を作った徳川政権の豪腕は、当時でみてもさぞやすごいものだったのでしょう。キリスト教対策の「鎖国」のこと、1700年までに税が石高7割から3割に減税されたこと、人口が1200万から3000万に増えたこと、通貨制度・法制度が整備されたこと、識字率が大変高かったこと(1800年時点で男性で6~8割、女性で5~6割)、その背景に学校制度があったこと(武家向けが270校、庶民向けが16000校、その他社会人向けの私学が2000校ほど存在)、開国の際、「征夷大将軍」なのに欧米の「夷」人たちと融和を図ったことに対して随所から反発があったこと、土地は貴族(大名)の所有物ではなく「公」の所有物とされていた(西欧にはそのような考え方は存在しないであろう)こと等、興味深いお話を多数伺うことができました。
続くラウンド・テーブルでは、ピット先生が、貴族階級が田舎から遊離しなかったのは英国と同様、日本の知恵である(フランスはパリとヴェルサイユに貴族を集めたため、革命を招いた)、識字率の高さが日本の成功の理由、鎖国しながらも欧州で起こっていることは出島を通じてちゃんと情報収集していたのが徳川政府の強さ、等と指摘しつつ、鎖国が日本人の中に他国に対する優越感を生み、それが第2次世界大戦の遠因となったのではないか、との問いが行われました。日清・日露の2つの戦争に勝つまでは、そのような優越の感情は存在しなかった、というのが徳川さんの回答でしたが。
第2ラウンドに入り、場もこなれてきた時、ピット先生が、「徳川さん、選挙に出て日本の政治の混乱を収束させようというつもりはありませんか。」と冗談交じりに質問したのに対し、「自分は宗主として初めて、会社で働いて給料をいただいたが、それでそこそこ満足している。」とかわしたり、パリ日本文化会館の館長が最後に「仮に自分が15代将軍だったらどうしていたか。」と問うたのに対し「大奥に3000人の女性がいたと聞いただけですくんでしまう。」とかわすなど、第18代当主のお人柄がにじみ出るような、楽しく実のある講演会でした。
これまでは特に日本の学者が江戸時代の攻撃をすることが多く評判が悪かったそうなのですが(福沢諭吉以来の伝統なのかも知れませんし、「封建時代」に対する攻撃かも知れません)、1700年以降、ゼロ成長を続けたという江戸時代からは、まだまだ学ぶことが多くありそうです。

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lundi, 04 mai 2009

Chérie FM

GW故、東京からの仕事が降りかかってこないのを利用して、職場の資料整理を実施。50リットルのゴミ袋があっという間に3つできました。おかげさまで、机の上に書類がほとんどない、綺麗な状態を実現。まずはとにかく捨ててスペースを作り、次に秩序を作ったファイルを収納していく、という手法を用いたのが奏功したようです。まだファイルは作っていませんが。

最近、Chérie FMというフランスのFMラジオ局にはまっています。カーステレオのみならず、自宅のパソコンで聴けるのですが、今流れている曲が何か、ということがアルバム又はシングルのジャケットと一緒に表示され、そのままiTunes Music Storeに飛んで曲を購入することもできる、というのがよいところです。早速5曲ほど購入してしまいました。今後のジョグ時の音楽として、新しい曲を仕入れていくことができそうです。15年後、「あの頃自分は若かった」企画を再度実現できるかも知れません。
それにしても、80年代ポップスが脚光を浴びたのは、ちょうどそれを聴いて育った世代が社会の中核を占めるようになったからなのかも知れません。90年代の曲にも、2000年以降の曲にも、80年代と同じように優れた曲が沢山あります。やがてそういう懐古趣味が流行る時もやってくるのでしょうね。ともあれ、帰国に向けてCDを買い込んだのは今は昔。ネット・ラジオは日本に帰ってからも聴くことができるので、有り難い限りです。

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dimanche, 03 mai 2009

そして祭りは続く、、、といいな

昨晩のことが嘘のように思えた早朝、駐車場で旗が南からの風にたなびくように見えたことから南の消破堤に入ったのが5時30分。が、南からの風があるように見えたのはもしかすると旗棒のひもが南側に付いていたせいかも知れず、やっぱり北東からの風が吹いていました。
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そんな中、気付いただけでも本湖側では数度、浜側でも1度、ライズがありました。よし、魚は水面を意識しているぞ。フローティングのシステムでよかった。あとは釣れてくれさえすればいいのだけれど。。。
釣れない時間が過ぎていくうちに、風がぴたりとやんで完全な凪の状態になりました。フローターで本湖側を流してくる釣り人が見えます。と、海峡を入った浜側で背びれを出すライズを発見。おお、凄い。そこにフライを落とす。何もない。そのうちさらに遠方で同じようにライズ。あそこには届かないな、よし放置プレイだ。最初にライズがあった地点にサスペンデッド・モー浜を投げ込み放置。
と、その場所で改めて背びれがもわり。あれれ、と合わせると、一気にラインが持って行かれました。7時前のことです。ジャンプ、ジャンプ。しばらくためた後、再びジャンプ、ジャンプ。そして一気にラン。バッキングまでいくんじゃないかという活きの良さ。リールの逆転音が聞こえたらしいフローター・マンもこちらを見ているのが見えてしまいました。自尊感情がくすぐられます。が、案外早くに水面に顔をだしてくれました。昨晩の奴とは粘りというか基礎体力が違います。
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10分経たずに上がってきた魚に若干拍子抜けしつつ、昨晩、メジャーを置き忘れていたことに気付き、捨てずに取っておいたsnow peakの壊れた折りたたみメジャーで計測したところ、46センチ。この体高と尾びれ。ラオウ的引きの強さにも得心がいきます。フローター・マンからも祝福され、手を挙げて応えました。祭りが続いてくれました。嬉しかったです。その嬉しさを創出してくれたフライがこちら。白のダビング材が効くようです。
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その後、北東の空が暗くなってきて、風が再び吹き始めたのを見て、7時40分過ぎに早々に釣り終了。8時にはホテルで朝食を取り始めました。日曜日の朝食時にはスパークリング・ワインが出ているようです。ここのホテルの朝食は、ワン・パターンながらも質量ともにしっかりしていて大好きです。昨日はなかったクロワッサンにDe RuijterのChocoladevlokken Melk(Copeaux de chocolat au lait pour tartines, Milk chocolate flakes for bread)を挟んで食べると、やっぱりこれが絶品です。いくつになっても美味しいものとの出会いはあるものです。

部屋でお風呂に浸かって体を暖め、汗を流しながらウェイトを入れたダビング・モー浜を巻き、荷物をまとめて10時前にチェックアウト。雨が降り始めていました。そんな中だったのに、北西へ向かったのには、今回一度も上がらなかった右側消波堤に上がりたかったからだったように思います。何時かの夢を再度見るために。
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先端まで行き、先ほどのウェイテッド・モー浜でフローティングとインタミを試してみたのですが、魚の気配はなく、12時過ぎに終了。戻ってくる途中、向かって左手の浜に立ち込んで釣っていた人がヒットさせていましたが、バラしていました。ここ3日の傾向を見ていると、全般に浜がいいようです。フローターはもっと良いかもしれません。来週の再訪時には心してかかろうと思います。使い捨てる予定のウェイダーを、しっかり補修しておかなければ。

12時30分過ぎ、ダイヴァーたちの都と化した北西駐車場をスタート。マーラー5番を2度繰り返し、リールで給油し、「神々の黄昏」の冒頭を聴き、シェリーFMにしたりして、いつの間にかパリに戻ってきました。外環道路直前のトンネルでたった1台の車の故障故に発生した長い渋滞を抜けて日本食材屋へ。帰国までこれで十分だろうと思われる量の食材を購入し、帰ってきてから台所の床掃除。御飯を炊いている間にモンソー公園を6周、マーラー3番で走り、戻ってきてカルビ焼き肉とニンニクのバター焼き。
そして、再びシェリーFMをインターネットで聴いていたら、妙に耳に残る曲が流れ、それをiTunesでダウンロード。何故耳に残ったのか。それは、一昨日、ジョギングの後、ホテルでフライを巻きながら流していたMTVで短時間に繰り返し2度流れた曲だったからでしょう。PVを見て思い出しました。Coldplayの「Viva la Vida」。いくつになってからでも、良い曲とも巡り会える幸福を思いながら、何度も繰り返し聴きました。来週も祭りが続くことを祈っています。

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samedi, 02 mai 2009

自己ベスト

昨晩の寝る直前のビール2杯が、寝ている間に突然胃液とともに戻ってきたりして、浅い睡眠を突然に覚まされたのが4時38分。このホテルのテレビ目覚ましは、結構大きな音がするので効きます。5時30分には北西左第一消破堤で釣り始めていました。
風は北東からの微風といった具合で少し水面が波立っています。インタミにサスペンディッド・モー浜というシステムで釣り初めて10分もたたずに27センチの若魚をゲット。その後、また10分もしないうちにフッキングしたのですが、そちらは残念ながらばれてしまいました。8時半まで釣った朝は、結局これで終了。フランスの80番の車が再び止まっていました。続々と到着しては北西右消波堤にのぼっていったのが彼らだったのだろうと思います。
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釣具屋の朝は早く、9時前には既に開いていました。Bさん用ライセンスを購入。ホテルでたっぷりの朝食を取って部屋に戻ると、突然に猛烈な眠気が押し寄せてきて、そのままベッドに戻ってしまい、ヴァカンス地にまぶしい光が降り注いでいるにもかかわらず、朝寝を決め込んでしまいました。

13時過ぎからのOV一周走で活動を再開したのですが、曇り空で空気がかなりフレッシュな感じでした。昨日に続き、マーラー交響曲3番の第1楽章と第6楽章を聴きながら、1時間超で一周を終える頃には日差しが回復。シャワーを浴び、サンドウィッチを食べ、出発。Petit Restaurantで夕食用の冷たいサンドウィッチとフレンチフライとビールを買い込んで北の砂浜に向かい、ルアーの人たちが釣れていない様子なのを見物しながら、ポテトとビールを味わい、新古今集のいくつかの歌を読んでいたら眠気に襲われ、そのまま再度の昼寝。最初は外に出した椅子の上で、やがて風が寒く感じるようになって車の中に戻り、ふと気がついたら19時近くになってしまっていました。この時期のOVの釣りは、結構体にこたえます。慌てて北西駐車場まで浜を走って支度をし、左第一消波堤に上ったのは19時過ぎ。早めの夕食を終えてしまいます。服装の方はアンダー2枚、シャツにフリースにダウンジャケットにハードシェルのジャケット、おまけに手袋と、防寒対策はばっちり。これで後顧の憂いはなくなりました。存分に戦えます。
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北東からの風は強くなったり弱くなったり。フローティングで始めたものの、水面に何も動きがないことからインタミにチェンジし、21時を過ぎた頃から散発的なライズが始まったことからフローティングに再び戻したのですが、モー浜をサスペンドにしたり浮くやつにしたりしても、フライへの反応はなし。。。「復活祭」の活性は今いずこ。つい先ほど読んでいた新古今集の西行の歌、「津の国の難波の春はゆめなれや 葦のかれ葉に風わたるなり」が頭の中でエコーします。とはいえ、北西入って右手のフラットでは遠目にも頻繁にライズがあっていました。その近辺で立ち込んで釣っていた2名に一度もヒットしなかったのが不思議なくらい。勿体ない。。。
21時半を過ぎた頃から続々と人が去っていく。心細さも募ってくる。が、こんな遅くまでOVで釣りができるのも、もうあと2度ほどしかあるまい。スティーリーさんが真っ暗になってから釣ったと言っていたなぁ。粘る決意を固めかけていた時、ほぼ凪となった水面、桟橋近くにライズが。消波堤のL字になった部分まで戻り、消波堤沿いのかけあがり部分を消波堤と平行に引き続くこと数度。やっぱり反応はなし。ますます日が落ちていく。人が上がっていく気配がする。ううむ。
「ぴしゃっ」振り返ると、鏡のように凪いでいる浜側の水面、自分の立っている消波堤の上から5メートルくらいのところにポワーンと波紋が広がっているところでした。よし、そこだ。発泡剤を巻いた完全にフローティングのモー浜8番を放り込み放置。すると、フライがあるあたりで再び「ぴちゃっ」と音がし、リングが広がりました。もしや、と合わせを入れた瞬間、ロッドの先に重い手応えが伝わり水面が割れました。「バシャバシャッ」よっしゃぁ。「ギュイーン」とリールが鳴ります。その甲高い音量は、帰りかけていた同好の士を再び湖に戻すのに十分だった様子。リールが鳴った直後、ラインがたるみきる場面があり、もう付いていないかも、とがっかりしながらラインをたぐっていったところ、いや、まだ付いていました。やっぱりカエシが付いた針は有り難い。と、ジャンプ、ジャンプ、ジャンプ。まっすぐに砲弾のように魚が舞い上がります。

Sp5020424満月を描くロッド。リールの逆転。ティペットは2番。まず大丈夫。前回、59センチをやった時には、不幸のイメージに慣れすぎていたのですが、今回は自信たっぷりです。とはいえ、やはり時間は必要でした。何度も走られ、消波堤の途中まで戻ったりしつつ、本湖側に出られたら厄介だぞ、と引き戻し、ランディングの場所を探しながら、結局、ヒットさせた時の立ち位置まで戻ってきました。21時50分のヒットから22分のファイト。やっと力がなくなってきた魚を、僅かな残照の中、乱れる水面上の影を頼りにランディング・ネットに入れた瞬間、尻餅をつきました。でかい!。ネットに頭を入れてヒレが余裕で出ている。おそるおそる消波堤の上に持ち帰り、写真撮影。メジャーで計測したところ、ついに自分も夢の60センチ・オーヴァーを達成。61センチのレインボーがこちら。自己ベストです。
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まだまだ続くライズの音を聴きながら、満たされて22時30過ぎに釣り場を後にしました。ホテルのバーでピルスナーを1杯。部屋に戻ってきて、バーボンを飲みながらSMSでスティーリーさんとやりとり。あちら方面では人生初シートラをゲットされたとの朗報が。お互いの幸福を自慢し合いながら、5月2日という良き日を終えました。来週はもっと遅くまで釣りたいです。

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vendredi, 01 mai 2009

ブルック@OV

高速を快調に飛ばしながらも4時過ぎ、どうにも眠くなりオランダに入ってすぐのパーキングで仮眠。釣りをしている夢で目が覚め、改めて車を出したのが6時前。もう東の空は紫色。OV北西駐車場到着は6時半過ぎ。すでに2台の車が。到着してしばらく、このままもう一度寝てしまおうという誘惑に駆られた時、「釣りしに来たんじゃないか。」という正論に励まされ、冷たい空気の中準備を整え、左第一消破堤に出たのが7時5分。システムはフローティングにサスペンデッド・モー浜(ボディ部分を白のダビング材で巻いたもの、水中で定位する)です。

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数投目、いきなりビビッとひったくるような当たり。が、合わせを入れてしまったところ、ラインがすっかりたるんでしまいました。とはいえ、バーブがついたフックはやはり心強い。ラインを張ると生命反応が残っていました。なんだか大きいのか小さいのかわからない魚とのファイトを3分ほど。やがて寄ってきたそれは、OVで2度目となるブルックでした。鯖のような背中の紋様、体側に散らされた心なしか肌色の斑点が美しかったです。
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レインボーのファイトをこのブルックという魚のファイトと比べると、前者がラオウであるのに対して後者はトキのような感じで、何か受け流すようなくねくねとしたいやらしさがあります。40センチだったのですが、さほどの引きはなし。しかしながら、到着早々に一匹が釣れたのはやっぱり嬉しい。とりあえずボウズはなくなったのですから。

それにしても、やっぱり寒い。いくら海辺の汽水湖だからといって、5月はじめに釣りをするときにダウン・ジャケットがちょうどいいとは、いくらなんでも。。。釣りを続けるも湖は沈黙を守り、北東から吹く微風に体の芯まで冷え切ってしまいました。そろそろ上がろうか、と消波堤を桟橋近くまで歩いてきた時、巨大なマスが2匹、浅瀬を泳いでいるのに出くわすと、寒さのことなど忘れてしまうところが迷い人の愚かしさ。そいつらの目の前を流すようにモー浜を引っ張るのですが、まるで無視。見渡すと桟橋の下には巨大なレインボーがあと2匹。マラブーやらビーズヘッドのニンフやらで何とか気を惹こうとするのですが、結局失敗に終わりました。その後、車に戻りウェイダーを脱いでいた時に見やると、桟橋の上から何かを垂らしていた釣り人のフライにヒットしていた様子でしたが、桟橋の下をくぐって反対側に出られてしまったらしく、ジャンプとともにロッドのしなりが戻ってしまっていました。あそこでは掛けても難しいだろうなぁ。そう言えば、その釣り人の一団はフランス語をしゃべっていて、2台並んで止められた車のナンバーは80番。後で調べたところではソンム県からだったようです。あの辺からならば2時間半くらいでしょうか。十分に週末釣行の射程内です。
8時半には車に戻り仮眠を。差し込んでくる日の暑さで目が覚めたのが12時過ぎ。Petit Restaurantへ行き、チーズバーガーとフレンチフライをテイクアウトし、南へ。2歳と3歳くらいの子どもが素っ裸で水浴していました。寒くないのかしらん。南では2艘のフローターがフラット近辺を浮いていました。この風だと陸っぱりでは難しいだろうなぁ。食事を終えて14時にホテルにチェックイン。そうなると走りたくなってしまい、恒例のOV一周走を59分18秒で。日が差すとさすがにあつく、ホテルに戻ってからの水シャワーが気持ちよかったです。
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夕方、再び北西左第一消破堤に乗り、結果はボウズに終わりました。ほぼ全くの凪になった中、21時30頃、寒さに負けて撤収。ただ、その時間を過ぎても、立ち込んで釣りをしている人多数。こんなに寒いのに。。。
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そして、OVに入ったところにあるガソリン・スタンドは22時で閉店、中華Happy Cityも灯りが消えてしまっており、食事にあぶれてしまいました。途方に暮れてホテルのバーに行き、ビールを頼みつつ「something to eat」をお願いしたところ、ハムを挟んだトーストを作ってくれました。これは嬉しかったです。
ヒューガルテン2杯目を楽しんでいたら、地元の若者から「どこから来たの」と問われ、「パリから。元々は日本から。」と回答。「何しに来たの。」「釣り。」特段の反応なしに去っていったのは、とりつく島がなかったからでしょうか。こんな湖が近くにあるのに釣りをしないとは。人の社会も人生も、また釣りの世界も、こういう不マッチングで満たされているような気がします。
夜はデンマークの悪巧み王さんから電話。スティーリーさんにブルックのことを報告。一人のOVの夜に励まされました。とりあえず初日は1匹。さて明日は。

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