映画・テレビ

samedi, 03 mai 2008

Leatherheads

朝、モンソー公園を10週。最初の3週は、職場の同僚と一緒に、その後は一人で、真っ青に晴れ上がった朝の爽快ランとなりました。黒の長袖Nikeシャツと黒の帽子で出かけたところ、日向では暑くて仕方がない。暑くなる時期のウェア・帽子は薄い色のものに限ります。
少し昼寝の後、ジョギング・ウェアを見たい、という同僚と一緒にJogging Planetへ。白い帽子を入手し、一旦家に帰ってきた後、久しぶりに映画を観ました。ジョージ・クルーニーが出ているタイトルの映画。禁酒法時代のアメリカを舞台に、第一次世界大戦の記憶の中、プロ化しつつあるアメフトを巡る人間模様が描かれたこの映画、久しぶりの映画館の雰囲気とともに楽しませてもらいました。それにしても、ジョージー・クルーニーって、昔のケーリー・グラントみたいに格好いい。ヒッチコックが生きていたら贔屓役者になっていたでしょうね。
Decathlonでスポーツドリンクやエネルギー・ジェルを購入し、インド・カレーを食べて帰ってきました。明日はブローニュ長距離走です。

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mercredi, 04 juillet 2007

ベニスに死す

23時前に帰宅した後、fnacで購入した標記映画のDVDを見ました。ヴェネツィアで過ごす予定の夏休みに向けた「予習」です。
16年前の夏、バックパッカーとして訪問し、その魅力にとりつかれ、10年ほど前に2年間パリに滞在した間、3度訪れたヴェネツィア。今回のフランス滞在中、一度は行こうと思っていた土地を堪能するには、相当程度の予習が必要です。
緻密な映像の先にある美(タッジオが海の煌めきを背景にギリシア彫刻のように遠くを指し示すシーン、光の粒をぼかした映像のなんと美しいこと)と、観ているものの心の襞の中まで入り込んでくるようなマーラー交響曲5番のアダージェットに、陶然と、打ちのめされました。「耽美」とはこういう境地を指すのか。
ブローデルのヴェネツィア、陣内先生のヴェネツィア、塩野七生のヴェネツィア、プルーストのヴェネツィア。ヴェネツィアを満喫するために、まだまだ予習が必要です。

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mercredi, 14 février 2007

「硫黄島からの手紙」試写会

午前中は会議、昼はフランスでの日本人剣道指導者の草分け的な方との会食、午後は事務に埋もれながら、夜20時半から、シャンゼリゼのCINEMA UGC NORMANDIEで「硫黄島からの手紙」の試写会を見てきました。
セレブな雰囲気に包まれた会場には、クリント・イーストウッド監督、二宮和也、伊原剛志の3名が現れ、それぞれ挨拶をしていました。イーストウッド監督の登場に当たっては客席総立ちのお出迎えとなり、なかなかの迫力がありました。それにしても、お年を召されたものです。二宮さんはずいぶんと小柄なのが印象的。伊原さんは、どうも「ラスト・クリスマス」の印象が強いのですが、背も高くてなかなかかっこよかったです。途中まで英語でスピーチしてましたし。
さて、その内容ですが、正直なところ自分は好きになれませんでした。どうも陸軍の戦いを描くものは、血や肉があまりに生々しく飛び散るので、苦手です。「手紙」をモチーフにして、もっとヒューマンな作品に仕上がっているのか、と思いきや、戦闘シーンが大半をしめていてちょっとがっかり。見る前に映画の公式HPで読んだ監督のメッセージは、それを読んで映画の想像をするだけでウルウルしてしまうような内容だったのですが。。。手榴弾を抱えて自決するシーンでは目を背けたくなりました。一言で言えば、「救いのない映画」ということでしょうか。上映後の拍手も今ひとつ少なかったです。
21日からフランスでも公開される予定ですが、果たしてどうなることやら。

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mardi, 12 septembre 2006

Nausicaä de la vallée du vent

今日は、職場の同僚たちと、21時40分からシャンゼリゼの近くの映画館で、標記映画、「風の谷のナウシカ」を観てきました。
宮崎アニメはフランスでも大変人気が高いのですが、この映画は制作後20年以上を経て、フランスでは映画館での上映は初めて、というものらしく、しばらく前のル・モンドでも1ページの半分ほどを裂いて大きく報じていました。自分にとっても宮崎アニメを映画館で観るのは初めての経験となりました。昔、ヴィデオ・レンタルで観た時にはあまりよくわからず、印象にも残らなかったのですが、宮崎アニメは2回目以降が良くなる(「千尋」もそうでした)という自分の感性の鈍さを再確認。いい映画です。でも、なんだかすっきりとしないものが残った。メッセージが今ひとつ何なのかが理解できない。環境問題と言えばそのとおりだし、反戦思想といえばそのとおり。でも、それだけじゃない。何なんだろう、この感じ。
帰ってきて、wikipediaで検索した結果、このような記事がでていました。
それによれば、ナウシカの人生は映画が描いていた時代の後も続いていて、「過酷な運命に翻弄されながらさまざまな人びとと出会い、艱難辛苦を重ねて成長し、自分自身と世界の運命、太古より繰り返されて来た人の業とも呼べる営みに向き合い、彼女なりに折り合いをつけていこうとする姿が描かれていく。」そうです。82年から94年まで、13年間にわたって続いた連載漫画だった、ということも初めて知りました。それに、「Nausicaä」と「ä」が付けられていた理由も。
少しだけ、観た後に感じた居心地の悪さに決着をつけることができました。
でも、漫画版を読んでもすっきりしない感じは残るのかも。そういう意味では、自分としては「千尋」の、とりあえず完結した和風な物語の方が好きかも知れません。

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dimanche, 04 juin 2006

マリー・アントワネット

(後日書いています)
今日は社交から逃れ、昼過ぎまで熟睡し、ゆっくりお風呂につかり、ぼんやりと過ごしました。
夕方、買い物に出かけたはずが買いたい物もなく、結局「マリー・アントワネット」の映画を観て帰ってきました。渡仏後1年以上たって初めての映画館行きです。前回、1日で4館ほどはしごして観ていた頃から比べると大幅な後退ですが、映画情報誌を買ってしまうとまた中毒がぶり返しそうで怖く、飛び込みで観てきました。
ソフィア・コッポラというフランシス・フォードの娘さんが監督をやっているらしく、後で聞いたところでは3部作の一つとなっているものらしいのですが、結論から言うとメッセージが何かがよく分からない、そんな映画でした。ただ、映画にメッセージを求める見方自体がポスト・モダン的でないのかも知れません。「ヴェルサイユの薔薇」で育った人たちには訴求力があるのかも知れませんが、今ひとつのめり込めない映画でした。ただ、プチ・トリアノンで自然と戯れるマリー・アントワネットの姿にはあこがれを覚えます。民衆がヴェルサイユに押しかけてきて投石したりするシーンを観ると、先般のCPEの騒ぎを彷彿と思い出し、「昔からフランス人って同じことを繰り返してきたんだなぁ」とも思います。ただ、さぞや精神的につらい状況に置かれていたんだろうなぁ、ということには哀れを覚えました。結局、よそ者を悪者に仕立て上げることで、自分たち自身を変えなくてもよいようにする、という人間の弱さは昔も今も変わっていないような気がします。
頭の中を空っぽにする一日もいいものです。そろそろ釣りに行きたくなってきました。

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